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オレデミー大賞 2023年1月期

暖かさを通り越して、日中は初夏を思わせるような日々、いかがお過ごしでしょうか?
ワタクシのスギ花粉症もだんだんと落ち着いてきた感がありますが、そこに来て
ここ2~3日の黄砂。これまた厄介。まだまだ外出時にマスクが手放せません。
てなところで、今年1月期のオレデミー賞行ってみましょう!

10位 舞い上がれ! NHK 月~金 08:00
9位 大病院占拠 日テレ 土 22:00
8位 大奥 NHK 火 22:00
7位 超人間要塞ヒロシ戦記 NHK 月~木 22:45
6位 リバーサルオーケストラ 日テレ 水 22:00
5位 ワタシってサバサバしてるから NHK 月~木 22:45
4位 100万回言えばよかった TBS 金 22:00

「舞いあがれ!」 なんていうんですかね。一言で言っちゃうと夢がない。旅客機の
パイロット目指して苦労の末にやっと合格。ところがリーマンショックで就職が延期に
なって、そんなときに身内が亡くなって、結局実家の町工場を継ぐことに・・・。まぁ、
確かに現実的って言やぁその通りなんだけど、朝からそんな現実感いっぱいの
ドラマ見せられても・・・て思いません?けっこう前半の航空学校での展開がドラマを
引っ張っていただけにねぇ。教官を演じた吉川晃司は何だったのか?ってね。
あと、赤楚衛二に元気がない、もっと元気ある歌人だっておるよ。知らんけど。

「大病院占拠」 最初は映画の「ダイハード」みたいな話を期待したんですが・・・。
犯人側の復讐劇みたいのはいいんだけど、アウトブレイクがネタっていうのが
ちょっとありがちかな。それと、主演の櫻井翔がこういうドラマには合わないですね。
彼はベビーフェイスなので、ブルース・ウィリスみたいな人がやりそうな、こういう
アウトサイダー刑事は似合わない。櫻井翔を使うならいっそのこと、仕事休んでも
子供の運動会に行っちゃうようなマイホームパパ刑事が、事件に巻き込まれちゃう
みたいな展開の方が合ってたかも?

「大奥」 たぶん、このドラマの支持者は圧倒的に女性で、男性からはあまり
面白いという声は聞かれないんじゃないかな。男女逆転世界というのは、発想と
しては面白いと思うし、たぶん原作の漫画は面白いんだと思います。ただ、これを
実写でやるとなんか世界観がベタベタしてて、何でも先ず恋愛観ありきみたいな
のは、少なくともワタクシには合わないです。。じゃなんでランクインしたかといえば、
時代考証などまじめにしてるしセットも豪華。ドラマの造りとしては上々です。

「超人間要塞ヒロシ戦記」 10:45からの15分ミニドラマ。この枠にかなり攻めた
ドラマをNHKはブッ込んできます。チェーンの餃子店で働くヒロシが実は6000万人
の超ミクロな宇宙人たちが住むヒト型要塞だというトンデモ設定。外世界ではそんな
ヒロシに恋する社長の娘がいて、内世界では要塞と人間の恋愛にアタフタする要塞
クルーや大統領はじめとする宇宙人政府役人たち。なんとな~くヒロシ内部の艦橋
が宇宙戦艦ヤマトを彷彿とさせました。

「リバーサルオーケストラ」 ポンコツのオーケストラにドイツ帰りの優秀な指揮者と
元天才バイオリニストが加わって、大成功を収めるというシンデレラストーリー。まぁ、
これもよくある設定ではありますが、安定したストーリー運びで期待感は薄いものの
落ち着いて観ていられました。平田満、生瀬勝久、濱田マリ、岡部たかしといった
ベテランの脇役陣が適材適所。主演の田中圭、それに門脇麦がとても良かった。
門脇麦は「親愛なる僕へ殺意をこめて」のときも思いましたけど、何をやってくるか
わからない期待感がありますね。田中圭に告ってからの付きまとい方はウザイの
一歩手前なんだけど、芝居がかわいいから許せちゃう。

「私ってサバサバしてるから」 「超ヒロシ」の1本前に放送。ものすごくウザい、いると
周りがみんな迷惑する、というような主人公を丸山礼が好演。それでもどこか憎めない
という方向に持っていくのかと思いきや、わりと突き放して「そういう人を観察する」と
いう視点の演出が良かったです。アンミカの番組ガイドはいらなかったかも。

「100万回言えばよかった」 主人公井上真央の恋人、佐藤健が幽霊役。となると
オカルトかコメディーかと思いがちですが、さにあらず。恋人を殺した犯人と事件を
追うミステリーとラブストーリー。こう書くと雑然とまとまりがないように感じますが、
しっかりと筋の通ったドラマになっていたのは刑事役の松山ケンイチがいたから
だと思います。唯一幽霊が見える人物として、亀梨と真央の2人に同情し捜査に
肩入れ。愛情とも友情ともいえる微妙な空気感を出して、それがドラマを面白くして
いたと思います。スーツの上にいつもカナダグースのダウンを着ているヤレた感じ
もいい雰囲気を出していました。やっぱ衣装は着こなしだね。

3位 警視庁アウトサイダー テレ朝 木 21:00
元四課のハグレ刑事(西島秀俊)と肉親の無実を晴らすために戸籍を変えたニセ刑事
(濱田岳)のバディもの・・・とくればハードボイルドタッチのドラマと思いきや、そこに
ポンコツ婦警(上白石萌歌)が絡み随所にギャグを散りばめてくるという異色の刑事
ドラマ。ただ、作品の中心はあくまで真実を追うシリアスストーリーで、硬軟のバランス
が絶妙に取れていたと思います。ストーリー上、パート2は無理でしょうが再度この
メンバーで続編を見てみたいと思いました。

2位 罠の戦争 フジ 月 22:00
草彅剛の戦争シリーズ。SMAP解散からいろいろあって新作がなかなか作られません
でしたが、ようやく登場。期待に応えるべく面白い内容でした。「銭の戦争」「嘘の戦争」
では、草彅のキャラクターが理由はともかくダークな部分があったのに比べ、今回の
「罠の戦争」では真面目な人が政争に巻き込まれるという部分で、ちょっと物足りなさ
も感じた部分もあります。本田博太郎の怪演がなんともすばらしい。「ワシヅ!」

1位 ブラッシュアップライフ 日テレ 日 22:30
同じバカリズム脚本の「素敵な選タクシー」に少し似た感じもありますが、より製作費を
かけた内容。人生どこかでやり直せたら・・・という誰にでもある願望を面白く仕立てて
ありました。主演は安藤サクラ。次も人間に生まれ変わるための徳を積むという動機で
何度も人生をやり直すわけですが、それが次第に自分のためではなく友人を救うため
に変わってゆく。そういった部分が共感を呼びやすいのかなと思ったり。
バカリズムの面白さは、この俳優にこんな役を?ていう(たぶんバカリが指名してるんだ
と思う)キャスティング。今回でいえばミュージシャン失敗してカラオケ店長の染谷翔太
とか、彼氏が妻子持ちだったとわかって突然キレる黒木華とか。あと、誰なんですかね?
いつも「粉雪」を歌う加藤クンを演じてた俳優さん。笑ったw。
細かい所を見ればいろいろ矛盾点もあるんだけど、この放送枠のドラマでは「親バカ
青春白書」以来の傑作!

深夜枠

3位 ヒヤマケンタロウの妊娠 テレ東 木 24:30
2位 しょうもない僕らの恋愛論 日テレ 木 23:59
1位 6秒間の軌跡 花火師望月星太郎の憂鬱 テレ朝 土 23:30

「ヒヤマケンタロウの妊娠」 いろいろツッコミどころはありますが、要は父親も出産の
責任とリスクを考えようってことでしょうか。ただ、男性が出産でことになると、100%
帝王切開ですから、ワタクシには絶対無理。
「しょうもない僕らの恋愛論」 最近、眞島秀和は深夜ドラマの帝王と化してますね。
出版社のデザイナーってピッタリの役柄だと思う。学生時代の様々な思いではたいてい
年を重ねると美化されがちですね。
「6秒間の軌跡」 コチラも幽霊モノ。この幽霊(橋爪功)がややポンコツぎみの息子
高橋一生とちゃぶ台を挟んでやりあう変則ホームドラマです。ここに突然やってきた
花火師弟子志願者の本田翼がいい配役。他人が間に入ることで修復できる親子
関係もあるのだなぁ・・・と。

主演男優賞 草彅剛 (罠の戦争)
主演女優賞 安藤サクラ (ブラッシュアップライフ)
助演男優賞 松山ケンイチ (100万回言えばよかった)
助演女優賞 三浦透子 (大奥)

美術賞 大奥
撮影賞 6秒間の軌跡 花火師望月星太郎の憂鬱
主題曲賞 該当作なし

その他。
「忍者に結婚は難しい」まぁドラマだから細かいことは言わない方がいいのでしょうが、
すぐく気になったのが甲賀をずっと「コウガ」って言ってたこと。正しくは「コウカ」ですよ。
確かに世間的には「コウガ」って読みが定着してる感はありますが、地名も甲賀市は
「コウカシ」ですからね。それに一応忍者ドラマを標榜してるのだから、途中からでも
直して欲しかった。考証いなかったの?
「Get Ready!」昨今わりとリアルな医療ドラマが多くなっている中で、あまりにもウソ
臭い。設定やストーリーがチープ過ぎる。
「女神の教室」主演の北川景子は良かったんだけど、舞台がロウスクールってのが
馴染めないし地味。
「ダ・カーポしませんか?」秋元康お得意の「大勢の中から一人づつ死んでいく」はなし。
ただ、初回のキャスティング見ただけで、最後に残るのは観月ありさと伊野尾慧だな
って想像ついちゃうし、最終回も尻つぼみ。もうこの手の話はやらなくていいよ。
「星降る夜に」これは11位でした。惜しい。たぶん当初は主人公の吉高由里子と、年下
で耳の不自由な北村匠海のラブストーリーを描きたかったと思うのね。ところが前期で
「silent」という傑作が登場しちゃったので、「耳の聞こえない恋人」って設定を生かせなく
なっちゃったんだと思う。二番煎じだもんね。ついてなかったドラマですね。でも、ディーン・
フジオカの新人産婦人科医は良かった。
「夕暮れに、手をつなぐ」いくら九州の田舎から出てきたっていって、広瀬すずくらいの
年齢の女の子が自分のことを「おい」とは言わんでしょ。デザイナーの世界の描きこみ
もなんか雑だし、集中して見られるドラマではなかったです。
「探偵ロマンス」設定は面白いし、濱田岳、草刈正雄と配役もいいんだけど、話に凝り
過ぎ。もっとスッキリとした話にして、キャラクターの面白さで通した方がいい。
「スタンドUPスタート」竜星涼は嫌いじゃないんだけど、話がつまらな過ぎて1話でギブ
UPでした。

では、また4月期のドラマでお会いしましょう!

ブラッシュアップライフ

6秒間の軌跡


「なんだー。このボタンちょっと押してみるんだな。うーん、なんだー。」



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[ 2023/04/16 ] オレデミー大賞 | TB(0) | CM(2)

舞い上がれ!

『舞い上がれ!』は開始直後は、すごく真っ当な朝ドラだと思い、
安定感を感じていました。ただおっしゃる通り「暗かった」…ですね。
それでも主人公のまっすぐな演技と透明さはすごく良かったように思います。
ただ、序盤のままパイロットになって、大空を舞台に話が上昇展開していくのでも
良かったのではないかな、とは思います。

それと、詩人の描き方に関しては、イッセーさんに100%同感です。
[ 2023/04/23 00:01 ] [ 編集 ]

甚左衛門さま

現在BSプレミアムで「あまちゃん」が再放送されていて、起きたらすぐ見ているのですが、やっぱり何度見ても面白いですね。
あまちゃんの世界観はけっこうファンタジーで、海女も北三陸も東京も地下アイドルも現実に存在はするんだけども、ドラマはリアルよりもデフォルメを多用してあくまでもエンタメに徹したのが良かったんだと思います。そして、唯一東日本大震災はリアルな現実として描いた。デフォルメの中の真実が逆に印象に残ったのだと思います。
「舞いあがれ!は、リアルな時代を生きる人物を描き切ろうとしたんだと思いますが、その中でドラマならではの自由な世界観を感じられなかったのが残念でした。
[ 2023/04/27 10:15 ] [ 編集 ]

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