fc2ブログ
2023 11123456789101112131415161718192021222324252627282930312024 01

新選組展2022

福島県の県立博物館で行われている「新選組展2022」を見て参りました。
会津は遠いなぁ、とは思いましたが、東京、京都、会津に残る新選組資料が
一度に見られるということで、えいやッの決断で車を飛ばし(安全運転ですが)
行ってきました。
この企画展は秋以降、京都でも開催されますが、京都よりはまだ会津の方が
近いですからね。

当日はけっこうな雨。
圏央道から東北自動車道、郡山から磐越道に入って博物館のある会津若松
まで4時間でした。宇都宮から雨も上がったのですが、会津に着いたらまた雨。
まぁ、博物館に入っちゃえば関係ないです。

新選組展2022 2a

入館したのは11時くらい。お盆休み過ぎて平日もけっこう混雑しているとの情報
を得ていたのですが、この雨で比較的空いてました。返ってラッキー。

新選組展2022 4a

展示品は軍旗、刀剣類、衣服、写真などのほか、古文書類の種類が多かった
です。特に書簡が多く、興味深く拝見しました。
近藤勇、土方歳三、沖田総司など個別に見たことはありますが、一度に見比べる
のは初めてです。また、佐藤彦五郎日記が見られたのも良かったです。活字翻訳本
は持っているんですけどね。
ワタクシは古文書は読めないのですが、少し勉強したことがあります。古文書学習
では御家流の文字を解読しますが、少々カジった者の目から見ると、やはり幕府や
藩から出された公文書は見やすい文字。当然ですが。
それで新選組のメンバーだと、近藤さんの文字が一番几帳面に丁寧に書かれている
ように見えました。土方さん、沖田さんの文字は読みづらい・・・正直言ってw
まぁ、近藤さんの書簡は私信とはいっても報告書、他の2人の書簡は年賀状だったり
するんで、その辺の気楽さから脱力してる部分はあるかも知れませんが。

昼過ぎてから入館者が多くなってきました。
やはり人気があるのは土方さんの和泉守兼定などの刀、鎖帷子などの武具ですね。
ただ、多摩在住のワタクシとしては、日野の土方歳三資料館で何度も拝見させていただ
いているので、むしろまだ行ったことのない京都霊山歴史観所蔵の島田魁の大幟旗や
英名録、北海道博物館所蔵の永倉新八の胴衣などを見ることができて、テンション
上がりました。写真ではなく、実物は大きさがわかりますからね。
昨年、講座で渋沢成一郎をテーマにして、その中で史料として触れた「蝦夷錦」を見る
ことができたのも、嬉しかったですね。

2時間以上、ゆっくりと見学できました。

外に出ると雨はすっかり上がっていたので、博物館の隣りの鶴ヶ城にも行ってみます。

廊下橋a

博物館の駐車場は無料なので、博物館側からお城へ入るのはいいですね。
裏門から入るルートですが、すぐ目の前に天守が現れます。

天守2a

天守の内部は資料館になっていて、葦名、伊達、蒲生、上杉、そして保科・松平
の各時代の解説や資料の他、もちろん幕末の戊辰戦争資料なども展示されて
いるので、新選組展と合わせて見学するとコンプリート感が増しました。

裏門跡2a

鶴ヶ城の天守はコンクリ製ですが、お城の醍醐味はやはり石垣ですよね。
追手門側の駐車場から城内に入る石垣よりも、むしろ裏門の石垣の方が
苔生していたりして趣があります。打ち込み接ぎの布積みでしょうか。

さて、博物館や企画展といえば、そこならではのグッズ販売も楽しみですよね。
こんなカワイイ、Tシャツがあったので思わず買ってしまいました。

土方T

この元絵がコチラ。

土方T 元絵

鳥羽伏見の戦いで、伏見奉行所から撤退する新選組を描いた絵。
当時、新選組の様子をスケッチしたものは少ないので、貴重な絵としてわりと
知名度のある絵ですよね。
馬上の武士こそ、有名なあの方。
この絵をTシャツにしちゃうセンス、好きだなぁ。


「なんだー。このボタンちょっと押してみるんだな。うーん、なんだー。」



にほんブログ村 歴史ブログ 幕末・明治維新へ
にほんブログ村


にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ


スポンサーサイト



[ 2022/08/21 ] 史跡へゴー | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://mikemiketenko.blog.fc2.com/tb.php/451-51545bb7