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オレデミー大賞 2021年1月期

2021年になり、最初のオレデミー賞です。
テレビドラマでは出演者もマスクをしているシーンが目立ち、こういうのは何年も
して再放送を見ると「そーゆー時代だったなァ」なんて思い出されるんでしょうね。

さて、2021年1月期に地上波で放送されたドラマは非常に数が多くて、ワタクシ
が少なくとも1回はチェックしたものでも36本ありました。さらに、前クールから
継続中だった「監察医朝顔」「24JAPAN」を入れると38本。
まだ最終回を迎えていない「おちょやん」「青天を衝け」を除くと、ワタクシが完走
できたドラマは28本。完走率は7割7分7厘でした。

では、作品賞から。先ずは10位から4位まで。

10位 君と世界が終わる日に 日テレ 日 22:30
9位  その女、ジルバ フジ 土 23:40
8位  ハルカの光 Eテレ 月 19:25
7位  青のSP 学校内警察・嶋田隆平 フジ 火 21:00
6位  24 JAPAN テレ朝 金 23:15
5位  知ってるワイフ フジ 木 22:00
4位  俺の家の話 TBS 金 22:00

「君と世界が終わる日に」ゾンビってのは一定のファンがいるようですが、どこに
魅力があるのでしょうか?ワタクシにはわからんのですが、ここ数年日本の地上波
ドラマでも2014年の「セーラーゾンビ」、「玉川区役所OF THE DEAD」、
2019年の「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」と作られていますから、テーマ
としてはスタンダードになりつつあるのかな?ただ、今上げた過去のドラマはいずれも
深夜枠でコメディー要素も入ってるモノでしたが、「君と世界が」は思い切りシリアスに
作ってあったので、けっこうキツいシーンもありました。ゾンビ(劇中ではゴーレム)化
の原因が謎のウィルスというのが、妙に世界の現状とリンクしていますが、これは
ドラマの制作時期を考えると偶然なのかな?

「その女、ジルバ」ネットなどを中心にとても評判が高かったドラマ。アラフォー女性
の悲哀から堂々と生きていく姿勢を池脇千鶴が好演。ただ、さらに東日本震災やら
戦中戦後のブラジル移民の話やら、具材をたくさん入れすぎた感が否めません。
ドラマのテーマがが分散してしまったように感じました。

「ハルカの光」このドラマにお気づきの方がどれほどいたでしょう?そもそもEテレで
ドラマって思いつかないですよね。1話25分全5話だけだし、ランクインさせるのは
どうしようかと迷いました。ただ、短いながらも主演の黒島結菜、古舘寛治の絶妙な
キャスティング、照明を効果的に使った店内のセット、シンプルなテーマなど、上作の
短編小説のようで佳作だと感じました。

「青のSP」小中学校に警察官が常駐するというのは、アメリカ辺りではフツーのこと
のようですが、日本でもそんな時代が来るのでしょうか?学校内で起こる各トラブル
を藤原竜也の警察官が解決してゆくストーリーかと思いきや、事故死した恋人の
死の真相を追ってゆくのがメインストーリーだったという、ちょっとはぐらかされた
ような感じも。しかし、容疑者を徹底的に追い詰めていく藤原の容赦ない姿が
なかなかエグくて見入りました(特に高橋克実を病室でグリグリ痛めつけるやつ)。

「24 JAPAN」ワタクシ、原作のアメリカ版を見ておりません。なので、たぶん比較
すると「ダメだよコレ」という意見もあるでしょう。まぁ、すべて1日24時間の中で
起こった話というのは時間的に無理っぽいとしても、一難去ってまた一難とか、
この人が犯人!?大どんでん返しとか、次週への引きの強さは感じました。
まぁ、最近の日本の刑事ドラマでも拳銃を撃ち合うシーンは無くなってきています
から、あれだけ派手に撃ち合いやると現実感は薄くなっちゃうかな。

「知ってるワイフ」期待値をいい意味で裏切るという点では、今期ナンバーワン
のドラマ。全く期待せずに見始めたら、けっこう面白かったです。タイムスリップ
というSFっぽい設定は使っているものの、夫婦間のすれ違いや思い込みと現実
など丁寧に描かれていたと思います。広瀬アリスがタイムスリップ前と後のキャラ
を上手く演じ分けて好演。ヒステリーな姿につい同情してしまうのも、元々の澪の
性格をタイムスリップ後の世界で丁寧に演じていたからだと思います。

「俺の家の話」親の介護と兄弟姉妹の問題はワタクシも他人事ではないので、
そういう意味からも興味あって見ていました。コメディ要素がふんだんに盛り込ま
れているものの、時折荒川良々演じるケアマネージャーの一言に「なるほど」と
頷かされました。クドカンのドラマはセリフの遊びが多いので、それが耳障りに
感じると面白くないのかもしれないけど、ハマると細かいギャグフェチになりますね。
プロレスと能をリンクさせるのはよく思いついたなと感じました。体つきをレスラー
に寄せた長瀬智也はサスガ。最終回を見て「だから隅田川をしつこく取り上げて
いたのか」と納得しました。西やんはやはりスゴイ。

3位 六畳間のピアノマン NHK 土 21:00
全4話という短いドラマながら、登場人物それぞれに繋がりを持たせ、全員が
主人公になりストーリーを進める展開。自らがピアノを演奏する動画をアップして
フォロワーの癒しとなっているピアノマン(古館佑太郎)がブラックな会社のために
命を落とす、かなり重いはじまりですが、話が展開していくうちに彼の残したピアノ
マンの動画が周囲の人々の心を解きほぐしていきます。
ブラックな上司が記憶を無くし、過去の無い、誰からも探されていない男を演じる
原田泰造、ピアノマンの父親役の段田安則が良かったです。

2位 監察医 朝顔 フジ 月 21:00
前期からの続きで長編となりましたが、第1シリーズよりも監察医の仕事より朝顔
の家庭の話が多くなったように思います。特に認知症になってゆく時任三郎の父親
には胸に迫るモノがありました。あと、死期を目前にして死んだ娘をどう受け入れる
のか分からず狼狽する柄本明の祖父など、けっこう見てて辛いシーンも。
正攻法でとても成功しているドラマなので、大竹しのぶが亡くなったサトコ(石田ひかり)
に電話をかけて、サトコが生きてるかのような次回への引きのシーンを入れるのは
余計でしたね。それと、ラストの未解決事件が結局未解決なままというのも、消化不良
な感じ。第3シリーズ有るの?

1位 天国と地獄 サイコな2人 TBS 日 21:00
男女2人の入れ替わりモノは、当然入れ替わった後の役者の演技力に面白いかどうか
がかかってくるワケですが、この作品については言うことナッシング!特に高橋一生は
目の動きまで変化があって本当に憑依したのではないかと思うくらい。
ストーリーも真犯人がなかなか見えてこず、ミステリーとしても面白かったです。
免許証の写真だけ出演の田口浩正、突然望月の前から姿を消したリク(柄本佑)など
いくつかナゾは残りますが、それもこのドラマの味付けなのかな。
ところで、もうドラマも終わって時効なので言いますが、ワタクシこのドラマでエキスト
ラ出演しておりました。どこに出ていたかはナイショ。

深夜
3位 夫のちんぽが入らない フジ 火 24:00
2位 ここは今から倫理です。 NHK 土 23:30
1位 直ちゃんは小学三年生 テレ東 金 24:52

「夫の・・」はタイトルがけっこうアレですが、丁寧に作られていたと思います。石橋
菜津美は「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」以来ですが、つかみどころの
なさそうな雰囲気がいいです。
「ここから今は・・」の山田裕貴は「青のSP」でも活躍。ちょっと忍成修吾っぽい感じ
がして、正義派でもサイコな役でもどちらでも似合いそう。倫理って、ワタクシが
高校のころは倫理社会って言いましたけど、社会科の選択科目の中では圧倒的
に人気がなかった科目でしたね。でも、今になってみるとなかなか興味深い学問だ
なとドラマを見て思いました。でも、高校生に戻ったらやっぱり日本史を選択する
んだろうなw
で、今期一番の迷作・・・というか快作が「直ちゃんは小学三年生」。杉野遥亮、
渡邉圭祐、前原滉、竹原ピストルらのいい大人が小学生を「真面目に」「ギャグ
無し」で演じるというブッ飛んだドラマ。テレ東の深夜でなければ通らない企画で
すね。堀田茜にランドセルを背負わせるなど、ちょっとした羞恥プレイかと思いました。
馴染みの駄菓子屋がツブれていくとか、親の事情で転校するとか、苗字が途中で
変わるとか、子供社会のよく分からなかった事情を大人の俳優が演じることで、
大人と子供の両方の俯瞰から見ることができたような、実は良質のドラマです。
全6話で終了して主演の杉野がスライドした「東京怪奇酒」になってしまったのは
残念。続編を希望。

主演男優賞 高橋一生(天国と地獄 サイコな2人)
主演女優賞 広瀬アリス(知ってるワイフ)
助演男優賞 時任三郎(監察医 朝顔) 西田敏行(俺の家の話)
助演女優賞 江口のり子(その女、ジルバ 俺の家の話 他)

主題曲賞 竹原ピストル「今宵もかろうじて歌い切る」
       (バイプレイヤーズ 名脇役の森の100日間 テレ東 金 24:12)
撮影賞 夫のちんぽが入らない
美術賞 ハルカの光
新人賞 時任勇気(24 JAPAN) 茅島みずき(ここは今から倫理です。)

さて、その他ですが、「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」は編集部室があまりにも
現実離れ。「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」は菅野美穂と浜辺美波のセリフ
のやりとりがあまりに不自然。浜辺は間を取るのがとても上手い人なので残念。
脚本の責任ですね。ただ、豊川悦司が出てから面白くなりました。「にじいろ
カルテ」
は登場人物があまりにも純粋培養されたようないい人ばかりなので、
ファンタジーにしか見えない。好みが分かれるところ。「レッドアイズ 監視捜査班」
もう一頑張り。ストーリーの中心が亀梨和也の復讐と、高嶋弟のサイコパス
だったワケで、それなら監視カメラ捜査をテーマにする必要は無かったのでは?
「アノニマス 警視庁指殺人対策室」面白いと思いましたが、話数が少なくキャラ
の魅力が生かし切れていません。唯一の時代劇「立花登青春手控え」は丁寧
に作られて良かったです。
深夜枠では「ゲキカラドウ」はサスガにテレ東。「孤独のグルメ」で培った料理を
美味しく魅せる技術は健在。「江戸モアゼル 令和で恋、いたしんす」は「いいね!
光源氏くん」と中身が同じ。「おじさまと猫」福丸はぬいぐるみじゃなきゃダメだった
のかな・・・「猫侍」みたいな作り方はできなかったのでしょうか?「バイプレイヤーズ
名脇役の森の100日間」
映画との兼ね合いもあるのでしょうが、出演者が多すぎて
オリジナルメンバーの松重豊、光石研、田口トモロヲ、遠藤憲一の登場が少なかっ
たのが残念でした。

4月期のドラマも始まっております。
今のところ注目は竹野内豊、黒木華主演の「イチケイのカラス」、中村倫也主演
「珈琲いかがでしょう」の2本。これから始まるドラマもありますので、面白い作品
を期待しています。


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[ 2021/04/14 ] オレデミー大賞 | TB(0) | CM(0)

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