年末の話になりますが、日野市の「新選組のふるさと歴史館」で新選組の副長助勤
だった井上源三郎の没後150年の記念展示をしているというので、見に行ってきました。
井上源三郎は日野宿の村役人で八王子千人同心を務めた井上家の三男。天然理心流
の免許皆伝。文久3年(1863)に近藤勇や土方歳三らと共に京都に上り、新選組を結成、
その幹部を務めました。
しかし、慶応4年(1868)1月3日から始まった鳥羽・伏見の戦いで戦死。今年が亡くなっ
てから150年の節目を迎えるというわけです。

日野市民の心のオアシス(かどうかは知らないが)
新選組のふるさと歴史館。
井上源三郎は小説や映画、ドラマ、漫画など創作世界では「地味キャラ」であり、「ジジイ
キャラ」でもあり、さらに「人はいいけど強くないキャラ」というのが相場です。
これは新選組ブレイクのきっかけとなった子母澤寛や司馬遼太郎の小説の影響が強い
からで、彼らが小説を書いた当時、源さんの剣術は目録までしか進んでいないと思われて
いたからだと思います。しかし、その後、源さんが免許を取っていたことがわかり、今では
相当の実力はあったと考えられています。
今回の展示では、これまでの「地味でジジイで人はいいけどそれだけの人」みたいな
源さんのイメージを改めてもらおうと、免許やら直筆書状やらが展示され、源さんクリーン
アップ作戦が展開されています。
まぁ、地味だったことは合ってるかもしれませんが、源さんが戦死したのは39歳のときです
から、決してジジイじゃありません。香取慎吾や市川海老蔵と同じ歳です。

せっかくなので、歴史館を出たあとで日野駅前の宝泉寺に行き、源さんのお墓参り。
「没後150年 新選組井上源三郎展」では、八王子千人同心の資料、また浪士組結成の
きっかけを作った清河八郎の手紙なども展示。幕末ファンにはヒジョーに興味深い内容と
なっております。
・・・と、いうことで。
お正月にNHKドラマ「風雲児たち~蘭学革命篇~」を見ました。
三谷幸喜が片岡愛之助、新納慎也、草刈正雄、山本耕史など「真田丸」のキャストを
使って書いてました。とても面白かったです。
腑分けシーンで出てきた老人は小林隆だったんですね。特殊メイクがスゴすぎて全く
わかりませんでした。そういや、小林隆は「新選組!」で、源さんだ!
宝泉寺の駐車場にて。
たまたま、お母さまのお墓参りにきていたという女性の方から
「源さんの記念碑に、その車がよく合いますね」
とのお言葉をかけられました。

ん~~~、確かに。
手前味噌ながら、お寺に旧車は似合う!
img src="http://static.fc2.com/image/v/159.gif" class="emoji" style="border:none;" />「なんだー。このボタンちょっと押してみるんだな。うーん、なんだー。」


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今年もよろしくお願いします。
玄白先生のあのただものではない「目」が再現されていて、漫画が描けるってすごいなと改めて思います。
それにしても、この洋車はかっちょいいですねー
ペーパーの自分でも、これはちょっと憧れます。
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
またいろいろと教えてください。
車はイギリスの74年式MG-Bです。
まぁ、古いので現行車に比べれば不便なことばかりの車ですが、
乗って運転して楽しい車であります。
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