ドラマ批評 オレデミー大賞 2016年4月期

一部で人気。恒例の、オレデミー大賞選考会。
4月期視聴した地上波連続ドラマは26本でした。
その中から、入賞したドラマはこちら!

10位 ラヴソング フジ 土 21:00
9位  トットてれび NHK 土 20:15
8位  世界一難しい恋 日テレ 水 22:00
7位  重版出来! TBS 火 22:00
6位  99.9 刑事専門弁護士 TBS 日 21:00
5位  火の粉 フジ 土 23:40
4位  コントレール 罪と恋 NHK 金 22:00

「ラヴソング」 設定は良かったと思うんです。吃音少女がハンデを乗り越えて
音楽に自分の生きる道を見出すという話は、悪くない。でも、それがいつのまにか
喉の病気の話になる、手術の成功率メチャ低いとかいいながらCM明けにあっさり
成功している、最後になぜかサクラが部屋を出ていく・・・等々話の展開がブレ過ぎ。

 「トットてれび」 黒柳徹子の半生のドラマ化ってことで話はシンプルですが、
テレビジョン草創期の裏側の様子がわかり、面白かったです。満島ひかりは髪型
以外は真似していないのに、徹子サンにしか見えないのはサスガ!それにしても森繁
が最後に出た「徹子の部屋」って、本当にあんな放送事故みたいだったんですか?

「世界一難しい恋」 「あさが来た」以来の波瑠ちゃんの主演作ということで期待しま
したが、ドラマの展開はほとんど大野智社長からの目線だったので、やや期待ハズレ。
非常に良かったのが社長秘書の小池栄子。恋愛偏差値の低い大野社長に、次々と
課題を出したり、ダメ出しをしたり・・・。まるでS女秘書の調教プレイじゃないですか!

「重版出来!」 この手の業界モノって、その業界の中を知る人が見ると「おいおい、
そりゃねーべサ」って話が多いと思うんですよね。ワタクシもついついそういう目で見て
しまったので、世間さまよりも辛い評価になりました。実際、あんな主人公みたいな編集者
がいたら、集中して仕事できませんわ。

「99.9」 キムタクの「HERO」の二番煎じ感は、どうしてもぬぐえませんね。松潤の深山
弁護士は「変わり者」というキャラを出したかったのでしょうが、あんなにヘラヘラしていては
変わり者を超えて変出者です。細かいギャグも多すぎなんじゃないかと。

「火の粉」  住むところは選べても、お隣さんは選べない・・・いやぁ、怖い話です。ユー
スケはピッタリの配役。騙されやすいダメ夫の大倉孝二、厳格ながら真実が見えてない
義父の伊武雅刀、そんな家族にテッテー的にディスられる嫁優香。とても極端な話では
ありますが、だんだんと無気力に追い込まれてゆく優香嫁が怖かった。

「コントレール」 恋愛ドラマは苦手なワタクシですが、これだけ人物や展開を丁寧に書いて
いただけると、その世界観に引かれていきます。ラストで完全に終わったように見えるアヤ
(石田ゆり子)とリョウジ(井浦新)ですが、内面にメラメラと嫉妬の炎を燃やし続けている
佐々岡(原田泰造)の存在もあり、なんとなく今後の展開もあるように感じました。

3位  僕のヤバイ妻 フジ 火 22:00
出てくる登場人物がみなエキセントリックで、ぶっとんだ展開の連続で落ち着かない印象
はありますが、あれだけぶっとんでるとかえって爽快。特に主演の木村佳乃のキレキレ
ぶりは良かったですが、後半はちょっとパワーダウンしてしまいましたかね。

2位  グッドパートナー 無敵の弁護士 テレ朝 木 21:00
コメディータッチのドラマに主演の竹野内豊と松雪泰子がうまくハマっていました。弁護士
モノではあるけど、法廷シーンなどはほとんどなくて、竹野内・松雪の元夫婦という設定
をとことん書いた展開が良かったのだと思います。竹野内豊のこういう二枚目半的な役
をもっと見てみたいです。

1位  ゆとりですがなにか 日テレ 日 22:30 
このドラマの素晴らしいところは、主演の3人(岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥)はもちろん
のこと、吉田剛太郎、安藤サクラ、太賀など脇のキャラも十分に見せる芝居が用意されて
いること。そこがサスガ宮藤官九郎だと思わせます。脇役が面白いドラマは絶対にいい
ドラマになります。

深夜枠ベスト3

3位  毒島ゆり子のせきらら日記 TBS 水 24:10
2位  その「おこだわり」、私にもくれよ!! テレ東 金 24:52
1位  ディアスポリス・異邦警察 TBS 火 25:28

「毒島ゆり子」 新井浩文演じる小津さんのクズ男っぷりが良かったです。その小津に騙さ
れる主役のゆり子を前田敦子が好演。彼女、こういう騙され役は合っているのかも。
「おこだわり」 「山田孝之の東京都北区赤羽」と同じ作り方のフェイク・ドキュメント。「赤羽」
のときは見ているコチラもどう捉えていいのか戸惑いましたが、今回はわかっているので
大丈夫。とはいえ、ワタクシイチ押しの若手女優・松岡茉優ちゃんがあれだけディスられる
ってのは、なんか複雑。伊藤沙莉のあのガラッパチなキャラはいいですね。他のドラマで
使ってほしい。
「ディアスポリス」 舞台が新宿ってことなんだろうけど、話がけっこうバイオレンスに傾いて
いたので、もっと無国籍風に演出した仮想の新宿にしても良かったのかなと。
康芳夫は最初見たとき、内田裕也かと思いました。

主演男優賞
竹野内豊「グッドパートナー」 柳楽優弥「ゆとりですがなにか」
主演女優賞
優香「火の粉」 前田敦子「毒島ゆり子のせきらら日記」
助演男優賞
太賀「ゆとりですがなにか」 原田泰造「コントレール」
助演女優賞
小池栄子「世界一難しい恋」 安藤サクラ「ゆとりですがなにか」
新人賞
藤原さくら「ラヴソング」

舞台美術賞
「コントレール」
撮影賞
「ディアスポリス」
主題曲賞
感覚ピエロ 『拝啓、いつかの君へ』 「ゆとりですがなにか」
鈴木雅之 『泣きたいよ』 「コントレール」
SUPER BEAVER 『人として』 「その『おこだわり』、私にもくれよ!!」

総評
2016年4月期のドラマは全体的に面白いドラマが多かったように思います。しかし、ランキ
ング外のドラマについては、最終回まで見なかったものや2回程見てやめてしまったものが
ほとんどで、ワタクシの中では完全に二極化されていました。
「OUR HOUSE」は天才子役の芦田愛菜と、朝ドラ主演のシャーロット・K・Fを出しときゃいい
だろみたいな雑っぽさが見えてたし。「お迎えデス。」は、今なぜこのドラマを作らにゃいかん
のか狙いがさっぱりわからん。「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」藤谷美紀クラス
がモテないとか、まるで説得力がないし。「早子先生、結婚するって本当ですか?」松下奈緒
が芸域を広げようとしたのでしょうが、ちょい苦しかった。「精霊の守り人」意欲は買いますが、
如何せん話数が少ない、続編があるようなのでトータルで見たいです。

深夜枠は相変わらずB級グルメドラマが作られてますね。「昼のセント酒」は趣向を変えた
つもりなんでしょうが、銭湯とグルメを一緒にしようとして、かえって中途半端になった感じ
がしました。戸次重幸がせっかくケツまで見せて好演したのだから、銭湯ウンチク一本に
絞って缶ビールを飲むくらいの話にしといた方がよかったのでは。
「ナイトヒーローNAOTO」黒島結菜ちゃんをもっと見せてくれれば、ワタクシ的にもっと評価
が高かったのに・・・。ワタクシの若手イチ押し女優その②.
てなワケで、7月期は「時をかける少女」に期待してます。

メガ69

「水族館ガール」の澤部佑は、「あまちゃん」における荒川良々のイメージなんですよ、きっと。
「ビジュアル的にボーズ頭欲しいね」みたいなキャスティングで。


「なんだー。このボタンちょっと押してみるんだな。うーん、なんだー。」



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