ヒストリックカー・ツーリング 2016年春

今回は幕末にも、里正日誌にも、新選組にも全く関係ない記事です。
まぁ、広ーーーい意味でいえば、歴史の範疇には入らないでもないですが。

ワタクシがMG-Bという1970年代のオープンスポーツカーに乗っていることは、以前に
コチラでご紹介しましたが、つい先日、同好の方々とツーリングに行ってきました。
今回のツーリングを企画していただいたのは、ワタクシがいつも車の整備をお願いして
いる世田谷のECOSSE CARSさん。
ワタクシと同じようにこちらのお店で車両を買ったり、メンテをしてもらっている常連客の
みなさんとのドライブでした。

4月のとある休日、朝8:00に中央高速道談合坂上りSAに英国車を中心とするヒストリック
カーが15台集結。
中央高速をひた走り河口湖ICで一般道へ。
国道139号の「道の駅なるさわ」で休憩を取ったあと、国道71号を経て静岡県の朝霧
高原を目指しました。

IMG_1368a.jpg

「道の駅なるさわ」にて。ワタクシの愛車MG-Bと富士山。
家を出たのは7:00なんですが、4月とはいえサスガに寒かったです。幌を立てりゃいいんですが、
革のジャケット着て高速を走ってきました。9:30頃をまわってようやく、オープンで走って気持ちの
イイ気温になってきました。
この日は時おり晴れ間が見えるものの、ほぼ一日曇り空。でも富士山はハッキリと見えていま
した。やっぱり富士山が見えてた方がテンション上がる!

ワタクシがMG-Bを手に入れた当初の頃は、よくこうしてヒストリックカー同志でツーリングに出か
けたもんですが、最近そういった機会に参加することがなくて、久々の参加です。
こういった同じ年代の車たちと走ると気持ちイイんですよね。

この日、集まったのはどんな車種かといいますと・・・

IMG_1363a.jpg

こちらもMG-B。ワタクシのと同じ車種ですが、ワタクシのB子ちゃんはMarkⅢであるのに
対して、コチラはMarkⅠになります。つまり初期型。
構造上大きな違いはあまりないんですが、外見での一番大きな違いは幌の取り付け。
MarkⅢは幌とホネが一体型で、シート後方のラゲッジスペースにパタパタパタと折りたたんで
収納する仕組みですが、MarkⅠは幌もホネも車体から取りはずしてしまう方式です。
そのため、オープンにしたときの形はシート廻りがスッキリしていて、カッコイイです。

IMG_1365a.jpg

こちらは2台ともMGミジェット
MG-Bよりも小型のオープンスポーツカーです。排気量は1000~1300ccくらい。
ライト・ウェイト・スポーツカーというのは、このくらいの車をいうそうですね。
写真右の白いミジェットがMarkⅡかⅢ。赤いミジェットはボンネットの上のラインが入ってない
ので、MarkⅣだと思います。
右の車はバンパーを取っぱらっちゃってますが、フロントの表情が違って見えますね。

MGからはもう一車種。

IMG_1360a.jpg

MG-Aです。
ワタクシのMG-Bの一世代前の車ですね。
全体的に丸みを帯びた形状とかがBよりもクラシックな感じです。
ワタクシ、この車大好きなんですよね!

MG-B MarkⅠと、このAのオーナーの方々とはこの日初対面同志でしたが、同じMGの
兄弟車種ということで、話が弾みました。
コチラのAはオーナーさんが仕事でアメリカに滞在中に、カリフォルニアで入手された車だ
そうです。アメリカはMGのファンが多いんですよね。しかも、カリフォルニアは乾燥してる
からボディー状態の良い車体がけっこう生き残ってるんですよね。
ところが、オーナーさんの話によると、アメリカ人ってのは「もうちょっとパワーが欲しいな」
とエンジンを載せ替えたり、「奥さんがMT車乗れないから」とATに改造したりしちゃうんだ
そうです。
日本だと、クラシックカーレース用に手を入れるならともかく、なるべくオリジナルを残そう
とするファンが多いのとは、まるっきり逆ですね。

IMG_1355a.jpg
さて、MG-Aがもう1台。
コチラはオープンではなくクーペのMG-Aです。けっこう見るのは珍しいです。
MG-BにもクーペがあってB-GTというんですが、屋根がそのまま後方まで伸びて、後ろが
ハッチバックになってます。使い勝手は良さげですが、なんかヒストリックカー感が失われて
しまっているような感じがしてしまいます。
ところがAの場合はちょうどシートの周りだけ屋根に覆われていて、しかもそれがドーム型
なので、Aの持つクラシックな造形を壊してないんですね。
ワタクシもAのクーペの実車を見たのは初めてですが、とてもカッコイイです。
コチラのオーナーさんとも仲良くさせていただきましたが、お仕事はアンティークの腕時計を
修理されている方だそうで・・・それにも興味シンシン丸のワタクシでした。

で、MG-Aの隣りにあるワインレッドの車ですが、
トライアンフTR6です。
この車両は実は売り物で、ECOSSE CARSさんでSALEとなっております。
興味のある方は問い合わせてみてはいかがでしょうか?
この日はチーフメカニックのM氏が運転してきました。

ということで、MGのライバルと云われたトライアンフからはこの他に・・・

IMG_1358a.jpg

TR4-A

IMG_1356a.jpg

さらに、TR3-Bです。
トラサンとかトラヨンとか呼ばれていますが、この寄り目な表情がイイですね。
トラサンはドアが後方に行くに従って大きく切れ込むクラシックスタイルを残してます。
車体も低いので、シートに座ったまま腕をドアの外に出して煙草の火を道路でジュッと
消せるという、ハードボイルドな仕草をすることが可能です。
だだし、そのまま走り出して指を削らないようにご用心。

IMG_1369a.jpg

みなさんよくご存知のミニ
だけど、ローバーのミニではなく、もちろんBMWのミニなんてことは絶対にない、コチラは
オースチン・ミニ。いわゆるオールド・ミニです。
グリルの横に走っているバーの形状が波を打っているので、さざ波グリルと呼ばれる
グリルがついているのが特徴的です。

IMG_1364a.jpg

ロータス・エラン
隣りの現行国産車と比べればわかりますが、ホント小さいんですよ。
車体がFRPでできていますしね、軽くて軽快なスポーツカー。
こちらはクーペですが、オープンの方が多く見られます。

IMG_1357a.jpg

オースチン・ヒーレー・スプライト MarkⅠ
見て、この表情。自動車というより、もう小動物でしょ。この顔は。
イギリス本国では「フロッグ・アイ」と呼ばれていますが、日本では「カニ目」の愛称が
定着しています。ま、どっちにしても小動物。
「お金のない若者にももっとモータースポーツを楽しんでもらいたい」ってことで、余分な
装備は一切付けず、走るためだけの機能で作られた車。だから剛性を保つために
トランク・リッドも切られていません。
けど、あまりにもシンプル過ぎたんでしょうか。MarkⅡからはMG-ミジェットと同型のデザ
インとなってしまいました。
ということで、生産された台数がそれほど多くないため、今買うとけっこういい値段です。
FRP製のレプリカも出ていますけどね。
この車はハードトップを付けています。

IMG_1366a.jpg

この日唯一のイタ車・・・と言っても「痛車」に非ず。イタリア車です。
アルファロメオ・ジュリア・スーパー
この時代のアルファとかって、程度のいい車を見つけるのは困難だって聞きますけど、
こちらの車はいいコンディションでした。

他にもミニ、ミジェット、TR5などが参加していまして全部で15台のヒストリックカーが
集まりました。
高速の左側車線を時速100kmくらいで一列になって走ったのですが、こういうのって
乗ってる本人も楽しいんですが、外から見ているのも楽しいでしょうね。
右車線を追い抜いていく車は、たいていこっちを見ながら走って行きましたね。

この日集まった車両はだいたい1950年代末~1970年代前半の車ですが、ワタクシ
もこれだけの台数でツーリングに行くのは初めてでした。

IMG_1371b.jpg

朝霧高原に到着~!
道路も空いていたので、快適なドライブでした。
「富士ミルクランド」でにて、このあとバーベキュー。

楽しい一日でした!
ワタクシがお世話になっている「ECOSSE CARS]クリック!)のHPです。
この日の写真もアップされています!


「なんだー。このボタンちょっと押してみるんだな。うーん、なんだー。」



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#1426 趣味と道楽と粋
「イッセイ氏も、なかなかやるのー!!
 こうなると、趣味と道楽どころじゃなくて、「粋」って云うんもんかのー・・・」
 多摩の新撰組の面々が羨ましがるでしょうね。脱帽です。
#1428 野火止用水さま
アンティーク趣味が高じた結果だけでございます。
この手の車を維持するのは、日本ではとても辛いものがあります。
初登録から13年を経過した車は増税されるからです。エコではないからというのがその理由ですが、一台の車を乗り続けることがそんなに悪いことなのでしょうか?
もちろん、そんなのは建て前で一番の理由は「次々と車を買い替える方が企業にとってありがたいから」というのは承知です。しかし、同じ自動車大国のドイツなどは、一台の車に25年乗り続けると減税の対象になるのとはあまりに大きな違いです。
日本の自動車文化の底が見える思いです。
日本がアピ-ルしている「もったいない精神」にも矛盾している感じがいたします。

確かに現在国産車の主流になりつつあるハイブリッド等のエコカーは、排気ガスは抑えられています。しかしエコカーを動かすのは電池であり、電池には必ず寿命があります。それが尽きたときはもう廃棄されるしかありません。しかし、この記事に出てくるような車は手を入れてくれる職人さんがいて部品があれば、何十年とスクラップにならずに乗り続けることができます。
どちらの方がエコなのかと、長い目で見て欲しいと思います。

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