新選組漫画 131

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新キャラ登場。
中島さん=中島登(なかじまのぼり)は、準メジャー隊士といったところでしょうか。
八王子出身なので、我々多摩地域の人からすると、なんか親近感があります。
昨年、「沖田総司忌」のあとで、中島登のご子孫の講演を聞きました。その時の
ことは記事に書きましたので、登の詳細はそちらをご覧ください。
「沖田総司忌 2014年」クリック!)
箱館戦争終結後、謹慎中に描いた「戦友姿絵」が有名です。

成合くん=成合清(なりあいきよし)は、よっぽどの新選組好きじゃないと知らない
んじゃないかと思います。桑名藩士で、新選組が北海道に渡るときに入隊した
いわゆる「桑名新選組」の一人です。

新選組は箱館で敗れたあと、降伏人たちは一時弘前の薬王院で謹慎させられ
ました。そのとき、この二人が隊中に関する全ての応接係を命じられているの
です。当時31歳の中島と21歳の成合、なかなかいいコンビだったのではと妄想
して、こんなカンジに描いてみました。
もっとも、中島が「戦友姿絵」を描いたのは、薬王院の後、箱館に身柄を移されて
からです。
中島は自画像も描いてるんですが、着物の下にボタンのついた下着が見えてる
んです。やっぱり寒かったんですね。

ところで、以前からずっと気になっていたんですが、「戦友姿絵」の歳さん。
「行年 三十八」って書かれてるんですよ。
天保6年(1835)生まれだから、実年齢34歳、数えでも35歳のハズ・・・。
なんで?

単純に考えれば、中島さんが間違えて覚えてたってことですが、もしかしたら蝦夷
共和国の陸軍奉行並に推された歳さんが、ちょっと貫禄つけようとして
「オレももう、アラフォーだしィ・・・」
とか言って、逆サバよんでたってことは・・・?
ないか。
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#1154 Men in Black
意外なところに虚舟の目撃情報が(笑)
歳さんの画賛については、「武州八王子」生まれとあるのもどうでしょうね。

現実の話として、「戦友姿絵」は写実画なのでしょうか。
以前、ある研究家の先生が「土方歳三は甲州出陣から洋装になったというが、
実際はその後も絵のように和装だったのでは」と話すのを聞いて、驚いてしまいました。
当方は、役者絵のスタイルを模倣した一種の理想像だろうと思います。

登さんの肖像写真、あの面魂には惚れ惚れとします。
彼が主人公の小説、津本陽『幕末剣客伝』はオススメの感動作です。
#1155 東屋梢風さま
「戦友姿絵」は写実的な部分と、彼の理想・演出が入り混じっているものとワタクシは考えています。
近藤勇、土方歳三、三好胖の3人は仰るようにまるで歌舞伎の役者絵のようですが、これは身分の高い人へ登さんなりのリスペクトだったのでしょうね。
一方、他の隊士や中島三郎助親子などは、ある程度リアルな描写と受け取っていいのではないでしょうか。
登さんはあまり人物の描き分けが得意でなかったようで、顔はどれも同じですが(苦;)、怪我をしている部位がそれぞれ違います。
おそらく「〇〇は足をやられた」「✕✕は額を斬られた」などの印象が登さんにあったからではないか(あるいは伝聞)と思うのです。

しかし、唯一の女性・原五郎妹女が相手の首を斬り落としているシーンなどは、現実的に女性の力では難しいと思いますので、カッコイイ演出を与えているのだと思います。

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