iPhone水没物語

今回は予告通り、完全な番外編です。

ワタクシはiPhone5を使っているのですが、先日ふとした不注意からその
iPhoneを海の中に入れてしまいました。
当然のことながら使用不可能。
さらに、中に入っているデータが全てパーになってしまうのかという事態に
すっかりブルーになってしまいました。
このブログをご覧になっている方の中にも、iPhoneユーザーがいらっしゃる
でしょう。
そういった方々に向けてのメッセージ、というカンジでワタクシのiPhone5が
水没から生還できたのか否か、の物語を今回はお届けいたします。

先ず、どのような状態でiPhoneが海に浸かってしまったのかというと・・・。
短パンのポケットに入れて波打ち際にいたら、波をかぶってしまったという
よくある(ないか?)ケースです。
砂浜に上がってすぐにポケットから取り出したのですが、iPhoneはしとどに
なっておりまして、この時点でワタクシの顔にサーッとブルーの陰が走ります。
慌ててメインスイッチを押しますが、当然のことながら反応ナシ。
ピーーーーッ、「終ー了ーッ!」
頭の中でホイッスルの音とともに、司会者おりも政夫の声が響きます。

乾いたタオルで水滴を拭き、ケースからはずします。
心なしかiPhoneがジワジワと熱く感じるのは、気温30度を超える天気
だからではありますまい。
当日は3泊4日で家族旅行中の2日目。
ホテルの部屋に帰ると、一緒に海にいて同室のワタクシの甥(中学生)が
「ちょっと充電してみたらスイッチ入るんじゃね?」
とか言うんで「なるへそ」と思いコンセントにつないでみます。
反応ナッシング。

というワケで、旅行の残り2日間は鉛を飲んだような気分で過ごしました。
携帯を水に浸けてしまったのはワタクシのミスですので、修理できなければ
買い替えるのも仕方ない。ところが
「iPhoneはバックアップ取ってないとデータ
は取り出せないんだよ~」

という、スマホ事情にやたら詳しい姪(高校生)の一言があったからです。
一方のワタクシは、精神が常に幕末をウロウロしているような人間ですから、
IT事情はサッパリ疎い。
バックアップは取ってなかったんです・・・。
カメラで撮った写真などはPCのピクチャに保存はしてありますが、問題なのは
アドレス帳です。携帯の中にしか登録してない電話番号・メアドがいっぱい
あるんですよね。
これが一気にブッ飛んだら、知人・友人・あのコやそのコにどーやって連絡を
つけたらよいのでしょう!

帰宅してすぐにPCを開け、「iPhone 水没 修理」と検索をかけて取り敢えず
情報収集です。
その結果わかったことは・・・

携帯のキャリアショップでも、アップル
でも、データの救出はしてくれない。


というコトでした。
まさにスマホ・マスターの姪の言ったとーりです。
バックアップを取ってあれば、そのまま機種変更でいいのでしょうが、ワタクシの
ようにバックアップを取っていなかったボンクラにはもう枕を涙で濡らす以外に
方法はないのでしょうか?

いえ。蛇の道はヘビと言いますか、世の中にはこうしたトラブルに対処してくれる
修理屋さんというのがいらっしゃるのですね。
ネットで探しますと、いくつかのそういう修理屋さんを探せます。
ワタクシは渋谷にある「iPhonehouse」クリック!)というお店を見つけました。
早速電話をかけ、簡単に事情を説明しますと「では、店の方にいらしてください」と
言われ、作動しなくなったiPhoneを持って渋谷に向かいます。

さて、ここでネットで調べるうちにワタクシが知った、iPhoneを水没
させた時に絶対にやってはいけない
こと。
①海水に落としたらそのままにしない。真水で洗う。
②電源を入れない 
③充電をしない PCに接続させない
④ドライヤーで乾かさない
⑤振ったりしない

こういったことはiPhoneの基盤を痛める、腐食を進行させることにつながるので絶対に
やってはダメだそうです。
しかしワタクシは、真水で洗ってない・電源入れた・充電させた(一瞬だが)という3つの
大罪を犯してしまってるワケで・・・。
はぁ・・・、どうなるコトやら。

お店は渋谷駅ハチ公口から歩いて5分ほど。宮益坂のビルの中にありました。
先ずはお店の方に水没した時の状況を詳しく説明します。するとお店の方、
「海水は最悪のパターンです。海水は多くのミネラルを含むので、基盤を腐食させ
やすいですから。さらに3日経ってますから、完全にデータを取り出せるかはやってみな
いとわかりませんね」
当然のことながら、水没してから時間を置かない方が救出の可能性は高いのです。
しかし、何もしなければ変わらないので修理&データの救出をお願いすることにします。

こちらのお店の修理手順は以下の通り。多分他のお店も同様でしょう。
先ずiPhoneを分解して完全に乾燥させる。この段階で4500円かかります。
完全に乾いたら基盤の錆びを取るなどして、そのまま復旧した場合はプラス2300円
かかって6800円。
そして部品交換をすれば復旧できる場合は、その部品代金が別途かかるシステム。

乾燥から動作確認ができるまで3時間かかるとのことで、近くのカフェに入り、コーヒー
を飲み、持ってきた本を読みながら待つことにします。

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(2014/04/18)
山本 博文

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幕末だけじゃなく、もう一度通史を勉強し直そうかな、と思って。

約束の時間がきたので、お店に電話をかけます。
出てきた結果は・・・。
バッテリーと電源スイッチは完全にショートしているので、交換が必要。しかし、それ
を交換すればデータの救出どころか、iPhone自体
使えるというのです!

「バッテリーとスイッチの交換でプラス11000円かかりますが、どうされますか?」
と言われましたが「お願いします」に決まってます!

ワタクシとしては、水没の時点で機種交換はやむなし!と思っていました。
問題はデータを救出できて、それを(最低限住所録)新しい機種に移すことができる
かどうかだったので、まさか海水ドボンのiPhoneが使えるようになるとは思っても
みなかったのです。

さらに30分して修理が終わり、お店に行きます。
先ずはオシャカになったバッテリーとスイッチ系を見せてもらいました。見事にコン
ガリと焼けてます。お前は松崎しげるかい?
これはたぶん、濡れたあとに電源を入れたからでしょうね。ジワジワとiPhoneが熱く
なったのは、このときショートしていたのでしょう。
もし、電源を入れずにそのままお店に持ってきていたら、部品交換ナシの6800円
で済んだかもしれませんね。
ただ、最悪のパターンと言われながらここまで復旧できたのは、なんで?
ワタクシが思うに、使えなくなったiPhoneを旅行中ずっとホテルの部屋に置いて
いたんですね。ホテルの部屋って24時間ずっと空調が効いてるでしょ。
そこである程度乾燥されていたのかな、なんて思ってるんですがどうですかね?

というわけで、ワタクシのiPhone5は100%元通りになりました!
と言いたいトコロですが、サスガにそうはいかない
ようで・・・。

やはり何ごとも事故の後遺症というモノは残ります。
まず、液晶画面に少しシミが残りました。画面の1/4ほどですが、まぁそれほど
気にはならない程度です。
それよりも若干問題なのは、タッチパネルが時々誤作動するということ。
アプリや文字キーに触れても作動しない。逆に触ってもいないアプリが開いて
しまう、というような症状。
ただ、この場合、一度スイッチを切って、再度入れ直せば治るとのことなので、
まぁ良しとしました。液晶を交換すれば完治するとのことですが、さらに8000円
ほどかかるそうだし。通話やネット接続など機能面に関しては全く問題ないよう
なので、ここで修理完了といたしました。
修理代金は、計18000円でした。

この金額を高いと見るか、安いと見るかは人それぞれでしょうが、ワタクシは
データの救出さえできればいいと考えていましたし、機種交換はしなきゃと
思っていましたから、上々です。
そしてお店の方からiTunesにバックアップを取る方法をキチンと聞きまして、
帰宅したら即、バックアップいたしました。
ホント、コレが大事。

さて、修理から約1週間。
ワタクシのiPhone5(改)は正常に作動しているでしょうか?


先ず、液晶のシミですが。
これはほとんど無くなりました。現在はポツポツと点が残る程度で、よーく
見なければわかりません。つまりシミについてはほぼ完治してしまいました。
問題はタッチパネルの誤作動です。
修理の2日後、仕事で帳簿をつけるときiPhoneの計算機を40分ほど使い
続けていたんですね。そしたらその後が大変。タッチパネルが全く正常に
作動しなくなってしまいました。
特にメールの文字が打てない。文字キーを触っても無反応。と思ったら勝手に
文字が連射され、ナゾの呪文を映し出す・・・といった具合。

「はぁ~、やっぱりダメか。機種交換か・・・」
と現実は甘くないことを思い知らされたのですが、翌日iPhoneを動かしてみる
と、再び正常にサクサク動くではないですか。
どうやら、連続して何十分も使い続けていると、だんだんとタッチパネル機能が
おかしくなってくるようで、短時間での使用であるならば何も問題は起きない
いうことが体験としてわかってきました。
もし、ゲームなどをするのでしたらこれでは使えないでしょうけど、ワタクシは
iPhoneでゲームはしませんし、せいぜいネットで簡単な調べものをしたり、
ニュースを読む程度ですからたいして困りはしないです。
TwitterとかFacebookをしていますが、それも1回の投稿を短く終わらせること
にしました。
ということで、ここ3日間は全く誤作動ナッシング。

まぁ使い方次第って条件はつきますが、ワタクシのiPhone5は現役
一軍にカムバック
してくれました。

と、ここまで書くと「めでたし、めでたし」かもしれません。
しかし、ここで重大な一言を書いておかなければなりません。
これはお店に修理を出すときの書類にも書かれていたことですが、携帯修理屋さんは
メーカーの公認ではない
ので、これらのサービスを受ける
ことで、メーカーの保証・サポートの対象外
になることがある。
ということ。
これは、メーカーさんに言わせれば、自分の利益を守ることとして当然ではあり
ましょう。

しかし、今回のワタクシのように、メーカーの対処ではどうしようもない事態も
あるワケで、そうした時にこのような救出屋さんがいてくれるのは、ホント大助かり
でした。
このブログをご覧になっている方、iPhoneを海に落とした!なんてことになっても
ガッカリしないで。間を置かなければ救出方法は絶対にあります!
でも、そこから先はご自分の判断ですから、よくお考えになって対処
なさってください!
20140822.jpg

おそらく隊で支給された備品だからでしょう(笑)


「このボタンは人間の脳ミソをトコロテンにする機械だよ、和登サン」


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コメント一覧

#816 お察しします
 大変だったですね!!
 イッセイさんのここ数日の気配を直に感じます。
 無事復活できて先ずはお目出度う御座います。
 データのバックアップをとらないまま、パソコンをおシャカにして、こりごりして、ようよう、Lanにつないでどこかでバックアップするようにしていますが、それでも抜けることがあります。気をつけます。 野火止用水
#817
こんにちは。

なんだか浜高札に立てられそうな御触書ですねぇw。まぁ、データがご無事で何よりでした。
#818 野火止用水さま
バックアップは本当に必要ですね。
紙に書いて記録していたアナログ世代は、一旦打ち込んだら安心してしまうん
でしょうか・・・。
iPhoneはなんとか正常に作動。バッテリーを交換したせいか、持ちも良くなった
ような気がします。
#819 kanageohis1964さま
データはお金では買えませんので、ホント良かったです。
ブログに書きました「水没させたときの禁止五箇条」は、常識なのかも
しれませんが、このようにキビしい法度としなければ、ワタクシのような
ボンクラ・アナログ人間はすぐにコロッと忘れてしまいそうです。
#820 何回切腹?
サルベージ屋さん、さすが専門家だけあっていい仕事してますね。

海の波は思わぬ動きをするものですから、こういうこともあるでしょう。
水辺に電子機器を持っていくなら、防水ケースを装備するとよさそうですね。

もしも左之助があいぽん持たされたら、
水没だけでなく破損とか紛失とかいろいろありそうです(笑)
#821 東屋梢風さま
先日、長電話をしてしまいましたので、「タッチパネルが誤作動してしまうかな」と
心配したのですが大丈夫でした。現在は水没前と変わりなく使っております。
水辺では防水ケースは必需品ですね。

左之助さん。「だって槍が当たっちゃってさァー」とか言いながら、しょっちゅう
パネルを割っていそうですね(笑)
#822
うわあ・・・修羅場だったんですね!?
でも復活 おめでとう!
私のi-phonは たぶん住所録だけ クラウドで管理してると思うなー
昔 ガラケーの頃 友人が使用後のトイレにボチャンして
「ここに手を入れるか 友人をなくすか」個室の中で 長考したって話を
聞きましたっけ まあ 手は洗えば・・・・ね!
#823 月猫さま
「手を入れるは一時の恥、入れぬは一生の損」と言いますからね(嘘)。
まぁ、データは無くすかも!と思った瞬間にその大事さがわかりますね。
ワタクシもバックアップの大切さを痛感した、今年の夏です。

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