今さらなんですが、2011年にNHK-BSで放送された「新選組血風録」を見ています。
本放送のときは迂闊にも気がつかなくて、再放送も見逃して、先日ようやく時代劇
チャンネルで放送したのを録画することができました。
空いてる時間にちょっとづつ見てるので、まだ半分くらいを見終えたところです。
「新選組血風録」は司馬遼太郎原作の小説ですが、テレビドラマ化は1965年、
1998年、そして2011年と3回ありました。
65年、98年版はすでに以前見ていますので、2011年版を見終えたら感想を
書こうと思います。
ちょうど第6話の「沖田総司の恋」を見終えたばかりなので、こんなマンガを描いて
みました。
沖田を演じているのは辻本祐樹さん。明るくいつも笑っているけれど、ふとした
時にサッと陰がさす・・・スタンダードな沖田像を好演していると思います。
映画版「壬生義士伝」で堺雅人さんが演じた沖田に、なんとなく似ている気が
しました。
第5話「池田屋異聞」の池田屋襲撃で喀血、闘病のはじまり・・・という現在では
「?」が付けられている沖田エピソードですが、まぁ「新選組血風録」とタイトルが
なっている以上仕方ないでしょうねぇ。原作がこうなんだから。
「このボタンは人間の脳ミソをトコロテンにする機械だよ、和登サン」

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私も放送当時は迂闊にも観てませんでしたが再放送で観てました!
総司役の辻本さんは普段のあどけない感じの笑顔と剣を持ったときの眼差しのギャップがいいなって思いますね(*^^*)
実は壬生義士伝もまだ観たことがないので今度レンタルしてきます!堺雅人さんが総司役ときいて驚いてます(*^O^*)
「音羽の滝殺人事件」でも発生したんでしょうか?
「八の日」は何かの手がかり?
江戸時代の犯罪捜査にも、医学的な検死技術はそれなりにあったようですね。
川田弥一郎『江戸の検屍官』シリーズは、考証に基づいて描かれていると思います。
原作小説の一編「沖田総司の恋」は、好きな話です。
近藤・土方の善意が却っていろいろぶち壊しにしてしまうところが泣けますね。
98年のドラマ、第3話「沖田総司 剣と恋」は、よくわからないストーリーでした。
斬り合いを見て泣きながら逃げたお悠は、総司を嫌いになったのか?とか…
原作と違う話にするなら、もっと明確に当事者の心理を描いて欲しいと思いました。
ただ、渡哲也の近藤はかっこよかったし、松山千春が芹沢を演じる一方で
主題歌を唄っていたのも面白かったです。
三谷幸喜さんは「壬生義士伝」で沖田を演じた堺雅人さんをみて、大河ドラマ
「新選組!」の山南役に決めたといいます。ぜひ、見てください!
映画の「壬生義士伝」は中井貴一さんが主演ですが、テレビ東京で時代劇スペシャル
として放送されたドラマ版もあります。こちらは渡辺謙さんが主役の吉村貫一郎を
演じています。12時間ドラマだったので、ストーリーはこちらの方が丁寧に
追っています。
ただ、主題歌をチャゲ&アスカが歌ってるので、当分再放送はないと思います。
レンタルで見つけたら、こちらも即見てください!
ホントにねぇ・・・、フツーだったら沖田さんグレますよね。
原作でラストに一人佇んでいる沖田は、ものすごく感情入ります。
そうそう、98年版「血風録」はチーさまが鴨を演ってるんですよね。驚いた
ものですよ、見ていて。
渡哲也さんは仰るようにカッコよかったですが、逆に貫禄があり過ぎかなとも
思いました。浪人集団のリーダーというより、すでに大身旗本クラスのオーラが
ほとばしってますからね。
まぁ、昔の30代という年齢は、現代人の40代くらいに相当するとは思いますが、
近藤役ももうちょっと青年らしさがあるといいかなぁ、と思っています。
2011年版の「血風録」で近藤を演じた宅間孝行さんは、そういった点を考慮
してみると、けっこうワタクシのツボにきています。
といっても、まだ全部見てないんですが・・・。
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