歳三忌 2014

5月11日は新選組・土方歳三副長の命日です。
彼の出身地日野市では、その命日に合わせて「ひの新選組まつり」
毎年開催しています。

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てことで、当ブログ恒例「東大和市には全く関係ないけどサ、新選組について
ちょっと書いてみようじゃないかい」
の企画~!
はじまり、はじまり、よしむらまり~!

まずは10日の巻

今年は10日に土方副長の法要「歳三忌」が行われました。これは
墓前供養のあと、高幡不動尊で新選組研究家の方の講演会があるというもので、
「ひの新選組まつり」とはカンケーありません。
しかし、ご住職様が読経されている中を御焼香できる機会ですので、ワタクシも
毎年このときに墓前でお参りをさせていただいております。

歳三さんのお墓は日野市石田の石田寺(せきでんじ)にあります。
交通手段としては、多摩都市モノレールを使うのが便利です。

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最近、立川にIKEAができて、それがこのモノレールと提携してるみたいなのね。
で、車内のシートがIKEA製になってる「IKEA仕様車両」も走ってる多摩モノです。

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降りる駅は「万願寺駅」です。
西武線玉川上水駅から15分、JR立川駅から7分、京王線高幡不動駅から3分、小田急線
多摩センター駅からなら17分くらいってトコロでしょうか。
ちなみにココに万願寺ってお寺はありません。万願寺は地名です。
中世以前にそーゆーお寺さんがあったらしいんですが、どの場所にあったのか詳しいことは
わかってないそうです。

石田寺までは歩いて約5分くらい。

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住宅地の中を歩いていきます。
日野市は用水路の町ですね。多摩川、浅川という2つの大きな川が近くを流れているので
その水を、かつては農業用水として村々に引き入れていました。
多摩地域有数の米どころとなった由縁でありましょう。
このあたりが、ワタクシの住む東大和あたりと違うトコロですな。
同じ多摩地域でありながら、全く異なる土地条件が、それぞれ異なった歴史や文化を
作っていったのですね。

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石田寺到着~。
樹齢400年と云われる大きなカヤの木が目印です。
「お前、この写真去年の使い回しじゃね?」
そう仰る方もいそうですが、だったら昨年の歳三忌レポートクリック)をご覧になって
おくんなまし。
あ・・・カヤの木はほぼ同じにしか見えないや・・・。

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11時からの法要ですが、30分前にはこのとーり。
境内はお参りの人たちでいっぱいです。

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ご住職さま方の読経が始まりまして、ワタクシたち参列者も順番に焼香をしていきます。
お坊様の陰になって、歳三さんのお墓が見えませんね。
ということで・・・

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これは、別の日に撮っておきました歳三さんの墓石です。
「あれ?僕の持ってる本に載っているお墓の写真と違う・・・」という方、いらっしゃい
ますか?
そうなんです。以前の墓石が劣化したため、平成12年(2000)に現在の新しい
墓石になりました。
墓石に刻まれている戒名は「歳進院殿誠山義豊大居士」
です。これは亡くなった箱館の称名寺でつけられました。
歳三さんには他に、同じく箱館の乗玄寺でつけられた「広長院釈義操」、会津で
つけられた「有統院殿鉄心日現居士」の戒名があります。

さて、お墓参りも済ませたところで、ここまで来たら寄らなければなりますまい。

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「土方歳三資料館」です。
石田寺から万願寺駅に戻り、徒歩約3分。歳三さんの実家がそのまま資料館になって
います。
土方副長が実際に使用していた木刀や鎖帷子、池田屋事件の時に身につけていた鉢金
など貴重な資料がいっぱいなのですが、毎年GWからこの時期にかけて特別公開されて
いるモノがあります。
それが、土方副長が愛用していたと云われる愛刀「和泉守兼定」
通常は鞘に納めた姿で展示してあるのですが、この時期だけ刀身を鞘から出して展示
されているのです。抜き身を見ることができるのは、今だけ!なんですな。

そんなワケもあって、お参りをすませた方、お参りに行く前に寄られる方々で館内は人で
いっぱいでした。
館長の土方愛(めぐみ)さんは、歳三さんのお兄さん喜六さんのご子孫。
ワタクシが以前、日野の歴史歩きガイドをしたときにお世話になったので、訪れる度に
ご挨拶させていただくのですが、今回はお会いした早々、
「あ、髪切ったんですね!わからなかった!」
と言われました。
ええ、ワタクシ、昨年までラモスのような髪型でしたので・・・。
最近、バッサリと短くしたもので、久しぶりに会った方みんなにそう言われます。

資料館を出たら、せっかくですから高幡不動尊まで足を延ばしてみましょう。
歩いて25分くらいですが、モノレールなら1駅です。

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土方歳三さんの菩提寺は、実は高幡不動尊なのです。
お墓は末寺の石田寺にありますが、過去帳や位牌などはここにあります。

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立派な山門ですね。
この仁王門は室町時代の作だそうです。
歳三さんが子供の頃、道行く人に向かって鳥の卵を投げつけるイタズラをしたという
のがこの門の上からでしょうか。
もっとも、当時は楼上の主要部を覆うように切妻の屋根がかけられていて、今の
門の形ではありませんでした。昭和34年(1959)の解体修理のときにこの楼門の
形に復元されました。

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みんな、この前で記念写真撮ってますね。
土方歳三像です。台座からの高さは4.3m。
平成7年(1995)11月に除幕されました。

「ひの新選組まつり」のイベントとして、新選組隊士のコスプレをしてなりきる、隊士
コンテストが行われたようです。
それから、「歳三忌」のイベントとして新選組についての講演会も開かれていました。
しかし、ワタクシの時間がなかったもので、両方とも見ることができず、屋台で
お好み焼きを食べて帰りました。
コンテストの優秀者は、明日11日にパレードをするそうですよ。

さて、今日の戦利品(おみやげ)

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今年の春に出版されたばかりの「土方歳三資料館 目録」です。
資料館に納められている品々がカラー写真と解説で紹介されています。
和泉守兼定など細かく写真に撮られていて、なかなかゴーカ!

そうそう、兼定の抜き身公開は、今月18日もやってます!
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スウェーデンボルグだったか、丹波哲郎さんだったかの話で、人は何歳で死んで
も「あの世」では自分の一番輝いていた年齢でいられるんだそうです。

明日は、大阪よみうりテレビ・・・ではなくて!
11日の「ひの新選組まつり」の模様をレポートいたします。


「シレーヌ、そんな姿で押しても君は美しい・・・」


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コメント一覧

#702 お疲れ様です
当日はお天気が良くて助かりましたね。
朝イチで土方資料館に伺い、そのあと石田寺の法要に参列しました。
ネコに好かれる素敵メガネ男子をそれとなく探したものの、見つからなくて残念~

そして高幡不動方面へ徒歩移動、駅前で昼食の後、講演会に参加しました。
講演は、新選組や松平容保公、高木時尾さんについて等々、
すべて史料文献に基づく話で大変楽しく、なおかつ勉強になりました。

講演後の抽選会で、ご当地サイダー「土方歳三の涙」を頂戴しました。
涙ってしょっぱいのかな……まだ飲まないで飾ってあります(笑)
#703 東屋梢風さま
きっとご住職様の読経が始まった頃には、お互い境内にいたでしょうから、
ニアミスでしたね(笑)
ここ数年、歳三忌はいい天気が続きますね。万願寺駅から石田寺までブラブラと
歩いていくのが実に気持ちいいです。

講演会は時間が合えば参加しようっと思って、会場まで行きました。
ところが受付の方から、16時くらいまでかかると言われまして・・・。
その日は16時頃から用事が入っていたので断念しました。
ヒジョーにダンネンです。

高木時尾さんに関する話は聞きたかったですね~。

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