深雪太夫を身請けするのに500両の隊費を使った話は、子母澤寛の「新選組物語」の
中に出てきます(本の中では御幸太夫)。
この時に隊費が50両なくなっていることがわかり、勘定方の隊士・河合耆三郎が責任を
取らされ斬首される(切腹説もあり)という悲劇を生んでいます。
では、ここで問題です。
近藤局長と深雪太夫は、どんな話で盛り上がっていたのでしょう?

近藤さんの正妻、ツネさんの話

近藤さんが子供の頃、家の手伝いに来ていた「姉や」の話

近藤さんの故郷、上石原村一番の相撲取りの話
「ポチっと押すのだ。昨日、国会で決まったのだ。」

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こんばんは!
今回の4コマも面白いですね!近藤さんてケチキャラなんですか?
アレではさすがに土方さんも言い出せ無そうですね...(^_^;)
勘定方の隊士・河合耆三郎のお話は何で読んだか思い出せませんが、
実家に50両の送金を頼んでいたが、間に合わなかった...という可愛そうな話だったと
記憶してます。
当てずっぽうですが、クイズの答えはズバリ!3番でしょう・・・違います?
「新選組物語」では河合と土方の仲があまり良くなく、土方がちょっと
イジワルなんですよね。新選組の厳しさと土方の冷徹さを象徴するエピ
ソードとして、映画やドラマでもよく取り上げられています。
クイズの答えを深雪太夫に聞いたら
「何どすやろなァ。ウチらきょにゅうて意味もようわからしまへん・・・」
と、はぐらかされてしまいました。
真面目に答えを考えてしまったではないですかっ
マジでウケます、イッセーさんマンガ。
声出して笑っちゃってます。ありがとうございます。
しかし、河合さん、気の毒すぎますね(´Д⊂ヽ
河合さんは大きな商家の出身で、経理能力が高いということで隊士になれた
だけで、戦闘能力はドラクエ比だとスライム程度だったと思われます。
そーゆー人が武士に憧れて刀を差すことに、土方さんはカチンときてたんで
しょうねぇ。
ワタクシ、いつか近藤勇ファンに殴られるんじゃないかと。
近藤先生の話題は、上石原にいた牛のことかと思いました。
深雪太夫については、不明な点が多いですね。
よそで妾奉公している時にたまたま近藤と知りあったとか、
身請けのため島原から大坂新町へ住替えしたとかいう『始末記』の話は、本当なのか。
御幸太夫は、深雪太夫と同一人物なのか、それとも妹お孝のことなのか。
身請け後1年で病没したのか、お孝に跡を譲り明治44年まで生存したのか。
愛妾の身請けに公費を充てるような公私混同が、実際にまかりとおっていたのか。
河合耆三郎についても、疑問がたくさんあります。
米問屋の長男がなぜ新選組に入隊したのか。(『物語』では塩問屋、父親の名も違う。)
剣術は全然ダメだったのか、だとすれば池田屋事件に出動したのはなぜか。
死に方は切腹か斬首か、会計ミスに対して斬首は重すぎる処分では。
さらに、「勘定方の地位にあって公金費消を問われ処分された」との通説ですが、
まず平隊士に降格され、その後しばらくしてから処分された形跡があります。
だとすると、理由は公金の不始末ではなく、他に何かあったのでは。
わずかながら史料に残る勤務ぶりも、財務経理というより公事訴訟関連です。
楽しいマンガの回なのに、つまらないコメントで失礼しました(笑)
子母澤寛が話を盛っていても、フィクションと割り切って楽しめばいいんですよね。
子母澤寛が書いた本を「小説」と取るか、「史料」と取るか、ファンにとって
悩ましいテーマですね。
ワタクシの感想は「たぶん、盛っている」と思いますが、仰るように割り切って
いいんだと思っています。
しかし東屋さん、いつもながら中日→巨人に移籍した井端の如く、懐の深い守備
範囲ですね。河合が経理より訴訟での記録が残っているなど、ワタクシ気がつき
ませんでした。
ワタクシの漫画を読まれる方は、東屋さんのコメもお読みになってバランスを
取られると良いと思います。エンターテイメントと史実のバランス、ということ
で東屋さんにはこれからもぜひ、コメを付けていただきたいです。
そうそう、深雪太夫もホントのところがよくわからない人ですね。
明治44年に彼女に会ったという鹿島淑男証言の信憑性はどうなんでしょう?
まぁ、近藤さんと深雪、妹の三角関係は、真実はどうであれ漫画で取り上げなけ
ればいけないトコロだと思っとります。
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