オレデミー大賞 2017年中間発表 7月期 と「江戸散歩」

すっかり10月からの新ドラマも始まってしまいましたが、7月期のドラマを振り返って、
オレデミー大賞の中間発表をいたします。

10位 あいの結婚相談所 テレ朝 金 23:15
9位  過保護のカホコ 日テレ 水 22:00
8位  黒革の手帳 テレ朝 木 21:00
7位  ハロー張りネズミ TBS 金 22:00
6位  刑事7人 テレ朝 水 21:00
5位  僕たちがやりました フジ 火 21:00
4位  ウチの夫は仕事ができない 日テレ 土 22:00

「あいの結婚相談所」 山崎育三郎のためにあるようなドラマ。ドラマのクライマックスを
終えると、キャストがみんなで歌って踊る。こんな不自然な展開はないんだけど、彼が
主役なので、なんとなく納得してしまう。というか、強引に育三郎ワールドに引き込まれて
しまいます。高梨臨も「恋がヘタでも生きてます」より良かったです。

「過保護のカホコ」 母親からの愛情が強すぎて過保護に育った女の子が自立するお話。
ストーリーはともかくとして、とにかく主人公の高畑充希の演技に感動。あんなに挙動不審
な女の子を主人公として演じることができる女優は、彼女しかいないと思いました。でも、
作中必ず出てくる「すっばらしいよ!」ってセリフは、流行らせて、できることなら流行語大賞
を狙いにいってたのでしょうね。そこは空振りで残念!

「黒革の手帳」 武井咲でどこまでできるかと思って見始めましたが、けっこう面白く作って
あったように思います。ただ、やっぱり、武井咲が最高級クラブのママってのは、若すぎる
かな~・・・。あと、転んで流産するシーンがありましたけど、その放送直後に武井自信が
妊娠ということが発表されてビックリ。監督さんもたぶんビックリしたと思います。
ドラマを面白くしたのは、仲里依紗、高畑淳子、滝藤賢一、高嶋政伸らの欲望をむき出しに
した演技力ですね。

「ハロー張りネズミ」 惜しいドラマ。瑛太に森田剛、深田恭子、山口智子の探偵事務所って
設定は良いと思うのですが、ストーリーが・・・。いきなり2話目(全体では第3話)でホラー
の特撮モノを持ってくるってのは、いかがなものかと。8話で國村隼と森田剛のロードムービー
的な話とか、ああいうのがもっと見たかったです。まぁ、瑛太が主演なので、「まほろシリーズ」
とカブらないようにと、かなり意識しちゃったのかもしれないですね。

「刑事7人」 今回が最終シリーズでしょうね。いろいろと過去の話もわかってきて、という全体
の展開でしたが、巨大な黒幕とか話を大きくし過ぎてしまった感じがあります。いわゆる少年
マンガの世界にある「悪のインフレ」状態ですね。そういえば、最近の「相棒」もそんな感じ。
最後まで残った疑問・・・刑事7人ってタイトルだけど、キタキン(北大路欣也)の役は刑事じゃ
ないよね?

「僕たちがやりました」 舞台ならともかく、29歳の窪田正孝が高校生ってのはやはり無理が
あったように思います。本人もとにかくハジけようとしたんだと思いますが、とにかく喚いている
彼の印象しかない。川栄李奈、今野浩喜が好演。

「ウチの夫は仕事ができない」 ほどほどの所で生きてゆくことに人生の喜びを感じよう、という
まさに平成のドラマという感じがしました。ほぼ、善人しか出てこないので、70年代のドラマを
見慣れている人からすると、逆にストレスになるかもしれません。でも、松岡茉優ちゃんが主演
なのでいいのです。江口のりこが段々とフツーの人を演るようになってきましたね。

3位 ブランケットキャッツ NHK 金 22:00
西島秀俊と8匹(だったかな?)の猫・・・というだけで、癒される方も多いのでは?NHKのドラマ
は視聴率は取れませんが佳作が多い。これもそんな作品です。亡き妻が飼っていた猫を、里子
に出す家具職人の話、とまぁ、コレだけなんですが、西島秀俊がぶっきらぼうに、だけど100%
の愛情を猫に与えてくれるので、猫好きには嬉しいドラマ。猫が自分のにおいの染みついた
ブランケットがあると安心できるように、人間も安心できるブランケットのような何かが必要なん
だな。・・・それは、猫そのものかも知れないです。ワタクシは。

2位 コード・ブルー フジ 月 21:00
「逃げ恥」でガッキーの人気が再燃。「アッ、ウチにも彼女のドラマあるじゃん!」と、月9凋落の
フジテレビが、急遽タンスの奥から引っ張り出してきたシリーズドラマ。そういった印象がどうして
もぬぐえなかったのですが、実際のドラマはストーリーも良かったし、キャラクターも良く描けて
いたと思います。成田凌や新木優子らの新キャストも良かったです。・・・ただ、どうしても山下
智久の棒読みだけが気になってしまう。クールなキャラの設定はいいんだけど、目もどこか遠く
を見てるんですよね、この人。

1位 愛してたって、秘密はある 日テレ 日22:30
なかなか展開が読めない、という所で毎回見てしまいましたね。主人公の福士蒼汰はもがけば
もがくほど、棒演技になるのが「なんだかなー」でしたけど。ただ、最終回で人格をガラリと変えて
一気に面白い芝居になりましたね。「あなたのことはそれほど」で東出昌大が「NEW冬彦さん」
と高評価を得たように、福士蒼汰もこれを機にキャラ変革をしてみてはどうでしょう?
ところで、最終回の1回前の予告編は最悪の出来。あの予告で結末がある程度ぜんぶ分かって
しまった。アレはないわ!予告って大切なんだよ、ソレをわかってよ、スタッフさん!

続いて、深夜枠。

3位 マジで航海してます TBS 火 25:28
   デッドストック テレ東 金 24:52
2位 下北沢ダイハード テレ東 24:12
1位 わにとかげぎす TBS 水 23:56

飛びぬけて面白い作品はなかった印象ですが、「わにとかげぎす」の本田翼は可愛かったです。
「下北沢ダイハード」、昔は友人が住んでてよく行った下北沢ですが、最近行ってない。踏切が
なくなったんですねぇ・・・。あ、野間口徹が女装する話が良かった。
「デッドストック」夏らしくホラードラマ。第2話の人形の話が、超コワかったです。最終回にホンモ
ノの元超能力少年・清田くんが出てきてビックリでした。
「マジで航海してます」飯豊まりえと武田玲奈が主演。4回で終わりはもったいない。

個人賞、各賞。

主演男優賞 錦戸亮(ウチの夫は仕事ができない)

主演女優賞 高畑充希(過保護のカホコ)

助演男優賞 時任三郎(過保護のカホコ) 今野浩喜(僕たちがやりました)

助演女優賞 大竹しのぶ(ごめん、愛してる TBS 日 21:00)
         仲里依紗(黒革の手帳)

新人賞 平尾菜々花(悦ちゃん 昭和駄目パパ恋物語 NHK 土 18:05)

美術賞 さぼリーマン甘太郎(テレ東 木 25:00)

撮影賞 コード・ブルー

主題曲賞 「Shoes」 雨のパレード(下北沢ダイハード)

全体として、そこそこ面白いドラマが多かったと思います。が、その反面、コレッという傑作が
なかった感じもする7月期でした。
真木よう子の激ヤセが気になってしかたない、と言われて打ち切りになった「セシルのもくろみ」
は、「ファッション雑誌の世界で女が勝ち残っていく」という設定が、沢尻エリカが主演した
「ファーストクラス」と重なって、既視感があり、新鮮味を感じられなかったことに敗因があったと
思います。同じフジなのだから、企画の段階でそういう意見が出なかったのか不思議です。
ワタクシの周りの女性で人気があった「カンナさーん!」ですが、ワタクシには違和感ばかりが
残りました。特に2話あたりで、膨大な量の仕事を押し付けられたカンナさんをSNSでフォロー
してる人たちがワラワラやってきて助けるって展開。SNSを全肯定しているようで、空恐ろしい。
「さぼリーマン甘太郎」の尾上松也はドラマ初主演でしょうか?お父様の6代目松助さんは
コメディーセンスのある方でしたから、きっと松也さんにもその血が流れていることでしょう。
「居酒屋ふじ」主人公の永山絢斗とヒロインの飯豊まりえ以外は、俳優が本人役を演じるという
設定は面白いと思いましたが、ナレーションの木梨憲武が耳障り。もう少し抑えてはいかが。

10月期ドラマも出揃いましたね。
「陸王」「刑事ゆがみ」あたりが面白い。「コウノドリ」も手堅いですね。

さて、先日、文京学院大学生涯学習センターの講座、「江戸散歩」を行なってきました。
台風接近によって、前線が影響され、小雨が降る中でしたが、なんとか遂行できました。
ご参加された方々、お疲れさまでした。ありがとうございます。
コースは、後楽園駅~伝通院~水道道路~茗荷谷、を巡る約3,4kmでした。

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伝通院、徳川家康の生母、於大の方の墓

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同じく伝通院、清河八郎の墓(中)

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水道道路、徳川慶喜終焉の地
旧大久保長門守屋敷跡。現在は国際仏教学大学院大学です。
慶喜は明治34年から亡くなる大正2年まで、ここで暮らしました。


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茗荷谷の深光寺、滝沢馬琴の墓。

11月には2回目の「江戸散歩」があります。
そのときに、またご報告を。


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「里正日誌」安政編 

市内に流れる夕方のチャイムが、17:30から16:30に変わっていました。
もう、10月になってしまいました。
忙しさもあって、すっかりグログの更新もおろそかになってしまいましたが、リスタート
してまいります。

「里正日誌」は文久年間から少し遡りまして、安政年間の記述を読んでいきたいと
思います。
安政元年は西暦1854年。ペリーが浦賀に来航した翌年になりますね。
つまり、このあたりの年から幕末という時代がスタートしたと言えます。

主人公がほぼ想像上の人物だった「おんな城主直虎」の放送も、残すところ2ヶ月と
なり、来年の大河ドラマはまたまた幕末・明治維新モノの「西郷どん」になりますので、
幕末のスタート地点あたりを追っていくのも、またよろしいのではないかと思って
おりますです。

安政元年、「里正日誌」の最初の記述は正月16日に江川代官所から出された書状
です。
「異国船渡来に付き取締り方の義御廻状」
ということで、前年の嘉永6年(1853)に続き、この年の正月に開国を迫るペリーの
来航に関する廻状です。
なお、この書状については過去にも当ブログで取り上げましたので、重複することを
お許しください。

近頃、異国船が度々渡来することについて、兼てより大名領や代官支配地に対し人馬
の用意を申し付けておいた者もあるようだが、この度の異国船渡来の様子をみると、
壮健の者たちは近々江戸表に呼び出されるかもしれない。無宿人や悪党が立ち回り
乱暴に及んで御府内へも立ち入るかもしれないからである。
阿部伊勢守殿のご沙汰の次第もあり、関東取締出役にも仰せ付けられたことだが、
関東は大変広いので、悪党が入り込めないように江戸の出口4ヶ宿はもちろんのこと、
代官支配所内の脇往還入口の村々の取締りを厳重に申し付ける旨を、本多加賀守殿
より御代官方へお達しがあった。その考えをよく理解して支配所内の脇往還入口の
村々はもちろんのこと、その他の村々においても右の趣意をよく心得て、取締りを厳重
に取り計らうこと。
もっとも、取締出役が派遣されることもあるが、村役人はしっかりと取締りをいたすべし。
この廻状の村名の下に名主は請印をして、時刻を明記して順に送り、最後の村より返す
こと。以上。

      江川太郎左衛門

  寅正月16日  役所


安政元年といいますが、嘉永7年が改元されて安政となったのは11月ですから、この
廻状が出されたのは正確には嘉永7年の正月ということになります。
安政元年って、2ヶ月もなかったんですね。

文中の人物ですが、「阿部伊勢守」は老中の阿部正弘。ちなみに原文では「阿 伊勢守」
となっています。
「本多加賀守」は本多安英。当時の勘定奉行です。
「江戸の出口4ヶ宿」とは品川・板橋・新宿・千住を指します。それぞれ東海道・中山道・
甲州道中・日光道中・奥州道中の最初の宿場町ですね。

外国人が日本にやってきたので警戒せよ!っていうのかと思いきや、外国人が来た
ことにより、無宿人や悪党が地域を荒らしまわるかもしれないので、村々では十分に
警戒せよ、とのことのようです。
江戸市中はともかくとして、江川代官が支配する多摩・狭山丘陵一帯の農村では、
江戸時代後半から悪化していた治安をどう維持していくかが、重要だったようです。
黒船来航が、治安悪化をさらに進める原因になることを幕府も警戒していたのでしょう。

ちなみに東大和市域に最も近い五街道は甲州道中で、助郷などを出していました。
近くとは言っても、市域からはかなり南を通る街道です。
しかし、甲州道中の裏街道にあたる成木道(青梅街道)は東大和市域のド真ん中を
横断しています。
さらに、市内には狭山丘陵南麓沿いの広域道路だった村山道、清瀬を経由して埼玉の
引又へ至る清戸街道、南北に走る八王子道などの主要道路がありました。村々では
こういった脇往還の警戒を厳しく取り締まるよう命令を受けたのでしょう。


久しぶりですので、我が家の大幹部たちの近況報告。

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10月から始まったNHK朝ドラ「わろてんか」。
主人公の名前が「てん」ということで、我が家の「テン」ちゃんも上機嫌。



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先日、5歳の定期健診とワクチン予防接種をした「ポン」ちゃん。
注射の後でかなり不機嫌な様子。
でも、この1年で350gのダイエットに成功。獣医さんに褒められました。



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