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近藤局長、人を斬った夜

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ワタクシが侍だったとして。
絶対に人は斬れないなー、と思います。
人を斬ると返り血を浴びるっていうでしょ、あれがNG。
とにかく、血を見るのがダメなんですよ。
理由として、幼少の頃ずっと入院生活をしていたからとか、やたら鼻血を出す子だった
からだとか、まぁその辺りのことがトラウマになってんのかなぁと思うんですけど。
だから映画でも、ホラーとかは比較的平気なんですが、やたら血液を消費する
スプラッターは絶対ダメですね。「13日の金曜日」なんか見たことないですけど、もし
拷問か何かで強制的に鑑賞させられたら、100歳くらい一気に老けて廃人になること
間違いナシです。

そんなワタクシが、先日「特定健康診査」を近所の病院で受診してきました。
以前は市から案内が届いても「いいよ別に。忙しいし」と黙殺していたのですが、やはり
おっさんステージが上がってくるにつれ本能的に不安になってくるのでしょうか。
「まぁタダだし。やってもらおうかな・・・」と思うようになり、数年前から10月に受診
しております。
それまで受診しなかったのは、忙しいから・・・というのは言い訳で、ホントは血液を
採られるのがイヤだったからなんです。
採血器で自分の血が吸い上げられていくのを見てると、「うわ~、この血の量、鼻血だっ
たらティッシュ何枚分だ・・・?」とか余計なコトを考えて、気が遠くなってしまうのです。
加えてワタクシ先端恐怖症の気もあるので、注射器系も苦手。
だから、採血器で血を採るなんて、ワタクシにとってリアル・スプラッターなのですよ。
でも、採血しなきゃ診査できませんし。血を採られるトコロを見てなきゃいいワケで、
そこはガマンして受診することにしたのです。いい大人ですから。

ところが今回、いつものように問診を受けていると、医師から「肝炎の検査していき
ます?」と言われました。「女性だと妊娠があるので済まされるんですけど、男性は
なかなか機会がないので。でも、ついでですから費用はかかりませんしやっていか
れては?検査自体はいつもと同じですから。」
こちらも特に断る理由もないし、タダならと思い「じゃ、お願いします」と言いました。
で、カーテンの向こうに通され、いよいよ採血です。
採血担当は、ちょっとお笑いの「ハリセンボン」のメガネ似の看護師さん。

「検査はいつもと変わらないんですよね。」自分で自分をリラックスさせようと、何気なく
たいして意味のないコトをワタクシは彼女に話しかけました。
ところが、
「いえ、採る血の量が増えます。」
と、思いもよらないビックリ発言。
ワタクシの背後にバッとダチョウ倶楽部の3人が現れて、「聞いてないよーー!」と
ツッコミを入れる妄想シーンが入りますが、すでにハリセンボンはワタクシの左腕に
チューブを巻いて、スタンバイOK。
「あ、ああぁ・・・」
あまりに想定外の出来事に、目をそらすことも忘れ、自分の血が採血器に採られて
いくのをシッカリと見てしまいました。
「あぁ、まだまだ行くッスか・・・、まだまだ採るッスか・・・」
採血器の中が赤くなっていくのと比例して、ワタクシの意識は遠くなっていきました。
「なんか気持ちわるい・・・」
ヒットポイントが一気に消滅し、その日一日ブルーな気分で過ごしましたとさ。

ワタクシが侍だったとして。
新選組には、絶対に入隊できません。


「なんだー。このボタンちょっと押してみるんだな。うーん、なんだー。」



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[ 2014/11/05 ] 新選組漫画 | TB(0) | CM(6)