fc2ブログ
2024 0112345678910111213141516171819202122232425262728292024 03

オレデミー大賞 2023年1月期

暖かさを通り越して、日中は初夏を思わせるような日々、いかがお過ごしでしょうか?
ワタクシのスギ花粉症もだんだんと落ち着いてきた感がありますが、そこに来て
ここ2~3日の黄砂。これまた厄介。まだまだ外出時にマスクが手放せません。
てなところで、今年1月期のオレデミー賞行ってみましょう!

10位 舞い上がれ! NHK 月~金 08:00
9位 大病院占拠 日テレ 土 22:00
8位 大奥 NHK 火 22:00
7位 超人間要塞ヒロシ戦記 NHK 月~木 22:45
6位 リバーサルオーケストラ 日テレ 水 22:00
5位 ワタシってサバサバしてるから NHK 月~木 22:45
4位 100万回言えばよかった TBS 金 22:00

「舞いあがれ!」 なんていうんですかね。一言で言っちゃうと夢がない。旅客機の
パイロット目指して苦労の末にやっと合格。ところがリーマンショックで就職が延期に
なって、そんなときに身内が亡くなって、結局実家の町工場を継ぐことに・・・。まぁ、
確かに現実的って言やぁその通りなんだけど、朝からそんな現実感いっぱいの
ドラマ見せられても・・・て思いません?けっこう前半の航空学校での展開がドラマを
引っ張っていただけにねぇ。教官を演じた吉川晃司は何だったのか?ってね。
あと、赤楚衛二に元気がない、もっと元気ある歌人だっておるよ。知らんけど。

「大病院占拠」 最初は映画の「ダイハード」みたいな話を期待したんですが・・・。
犯人側の復讐劇みたいのはいいんだけど、アウトブレイクがネタっていうのが
ちょっとありがちかな。それと、主演の櫻井翔がこういうドラマには合わないですね。
彼はベビーフェイスなので、ブルース・ウィリスみたいな人がやりそうな、こういう
アウトサイダー刑事は似合わない。櫻井翔を使うならいっそのこと、仕事休んでも
子供の運動会に行っちゃうようなマイホームパパ刑事が、事件に巻き込まれちゃう
みたいな展開の方が合ってたかも?

「大奥」 たぶん、このドラマの支持者は圧倒的に女性で、男性からはあまり
面白いという声は聞かれないんじゃないかな。男女逆転世界というのは、発想と
しては面白いと思うし、たぶん原作の漫画は面白いんだと思います。ただ、これを
実写でやるとなんか世界観がベタベタしてて、何でも先ず恋愛観ありきみたいな
のは、少なくともワタクシには合わないです。。じゃなんでランクインしたかといえば、
時代考証などまじめにしてるしセットも豪華。ドラマの造りとしては上々です。

「超人間要塞ヒロシ戦記」 10:45からの15分ミニドラマ。この枠にかなり攻めた
ドラマをNHKはブッ込んできます。チェーンの餃子店で働くヒロシが実は6000万人
の超ミクロな宇宙人たちが住むヒト型要塞だというトンデモ設定。外世界ではそんな
ヒロシに恋する社長の娘がいて、内世界では要塞と人間の恋愛にアタフタする要塞
クルーや大統領はじめとする宇宙人政府役人たち。なんとな~くヒロシ内部の艦橋
が宇宙戦艦ヤマトを彷彿とさせました。

「リバーサルオーケストラ」 ポンコツのオーケストラにドイツ帰りの優秀な指揮者と
元天才バイオリニストが加わって、大成功を収めるというシンデレラストーリー。まぁ、
これもよくある設定ではありますが、安定したストーリー運びで期待感は薄いものの
落ち着いて観ていられました。平田満、生瀬勝久、濱田マリ、岡部たかしといった
ベテランの脇役陣が適材適所。主演の田中圭、それに門脇麦がとても良かった。
門脇麦は「親愛なる僕へ殺意をこめて」のときも思いましたけど、何をやってくるか
わからない期待感がありますね。田中圭に告ってからの付きまとい方はウザイの
一歩手前なんだけど、芝居がかわいいから許せちゃう。

「私ってサバサバしてるから」 「超ヒロシ」の1本前に放送。ものすごくウザい、いると
周りがみんな迷惑する、というような主人公を丸山礼が好演。それでもどこか憎めない
という方向に持っていくのかと思いきや、わりと突き放して「そういう人を観察する」と
いう視点の演出が良かったです。アンミカの番組ガイドはいらなかったかも。

「100万回言えばよかった」 主人公井上真央の恋人、佐藤健が幽霊役。となると
オカルトかコメディーかと思いがちですが、さにあらず。恋人を殺した犯人と事件を
追うミステリーとラブストーリー。こう書くと雑然とまとまりがないように感じますが、
しっかりと筋の通ったドラマになっていたのは刑事役の松山ケンイチがいたから
だと思います。唯一幽霊が見える人物として、亀梨と真央の2人に同情し捜査に
肩入れ。愛情とも友情ともいえる微妙な空気感を出して、それがドラマを面白くして
いたと思います。スーツの上にいつもカナダグースのダウンを着ているヤレた感じ
もいい雰囲気を出していました。やっぱ衣装は着こなしだね。

3位 警視庁アウトサイダー テレ朝 木 21:00
元四課のハグレ刑事(西島秀俊)と肉親の無実を晴らすために戸籍を変えたニセ刑事
(濱田岳)のバディもの・・・とくればハードボイルドタッチのドラマと思いきや、そこに
ポンコツ婦警(上白石萌歌)が絡み随所にギャグを散りばめてくるという異色の刑事
ドラマ。ただ、作品の中心はあくまで真実を追うシリアスストーリーで、硬軟のバランス
が絶妙に取れていたと思います。ストーリー上、パート2は無理でしょうが再度この
メンバーで続編を見てみたいと思いました。

2位 罠の戦争 フジ 月 22:00
草彅剛の戦争シリーズ。SMAP解散からいろいろあって新作がなかなか作られません
でしたが、ようやく登場。期待に応えるべく面白い内容でした。「銭の戦争」「嘘の戦争」
では、草彅のキャラクターが理由はともかくダークな部分があったのに比べ、今回の
「罠の戦争」では真面目な人が政争に巻き込まれるという部分で、ちょっと物足りなさ
も感じた部分もあります。本田博太郎の怪演がなんともすばらしい。「ワシヅ!」

1位 ブラッシュアップライフ 日テレ 日 22:30
同じバカリズム脚本の「素敵な選タクシー」に少し似た感じもありますが、より製作費を
かけた内容。人生どこかでやり直せたら・・・という誰にでもある願望を面白く仕立てて
ありました。主演は安藤サクラ。次も人間に生まれ変わるための徳を積むという動機で
何度も人生をやり直すわけですが、それが次第に自分のためではなく友人を救うため
に変わってゆく。そういった部分が共感を呼びやすいのかなと思ったり。
バカリズムの面白さは、この俳優にこんな役を?ていう(たぶんバカリが指名してるんだ
と思う)キャスティング。今回でいえばミュージシャン失敗してカラオケ店長の染谷翔太
とか、彼氏が妻子持ちだったとわかって突然キレる黒木華とか。あと、誰なんですかね?
いつも「粉雪」を歌う加藤クンを演じてた俳優さん。笑ったw。
細かい所を見ればいろいろ矛盾点もあるんだけど、この放送枠のドラマでは「親バカ
青春白書」以来の傑作!

深夜枠

3位 ヒヤマケンタロウの妊娠 テレ東 木 24:30
2位 しょうもない僕らの恋愛論 日テレ 木 23:59
1位 6秒間の軌跡 花火師望月星太郎の憂鬱 テレ朝 土 23:30

「ヒヤマケンタロウの妊娠」 いろいろツッコミどころはありますが、要は父親も出産の
責任とリスクを考えようってことでしょうか。ただ、男性が出産でことになると、100%
帝王切開ですから、ワタクシには絶対無理。
「しょうもない僕らの恋愛論」 最近、眞島秀和は深夜ドラマの帝王と化してますね。
出版社のデザイナーってピッタリの役柄だと思う。学生時代の様々な思いではたいてい
年を重ねると美化されがちですね。
「6秒間の軌跡」 コチラも幽霊モノ。この幽霊(橋爪功)がややポンコツぎみの息子
高橋一生とちゃぶ台を挟んでやりあう変則ホームドラマです。ここに突然やってきた
花火師弟子志願者の本田翼がいい配役。他人が間に入ることで修復できる親子
関係もあるのだなぁ・・・と。

主演男優賞 草彅剛 (罠の戦争)
主演女優賞 安藤サクラ (ブラッシュアップライフ)
助演男優賞 松山ケンイチ (100万回言えばよかった)
助演女優賞 三浦透子 (大奥)

美術賞 大奥
撮影賞 6秒間の軌跡 花火師望月星太郎の憂鬱
主題曲賞 該当作なし

その他。
「忍者に結婚は難しい」まぁドラマだから細かいことは言わない方がいいのでしょうが、
すぐく気になったのが甲賀をずっと「コウガ」って言ってたこと。正しくは「コウカ」ですよ。
確かに世間的には「コウガ」って読みが定着してる感はありますが、地名も甲賀市は
「コウカシ」ですからね。それに一応忍者ドラマを標榜してるのだから、途中からでも
直して欲しかった。考証いなかったの?
「Get Ready!」昨今わりとリアルな医療ドラマが多くなっている中で、あまりにもウソ
臭い。設定やストーリーがチープ過ぎる。
「女神の教室」主演の北川景子は良かったんだけど、舞台がロウスクールってのが
馴染めないし地味。
「ダ・カーポしませんか?」秋元康お得意の「大勢の中から一人づつ死んでいく」はなし。
ただ、初回のキャスティング見ただけで、最後に残るのは観月ありさと伊野尾慧だな
って想像ついちゃうし、最終回も尻つぼみ。もうこの手の話はやらなくていいよ。
「星降る夜に」これは11位でした。惜しい。たぶん当初は主人公の吉高由里子と、年下
で耳の不自由な北村匠海のラブストーリーを描きたかったと思うのね。ところが前期で
「silent」という傑作が登場しちゃったので、「耳の聞こえない恋人」って設定を生かせなく
なっちゃったんだと思う。二番煎じだもんね。ついてなかったドラマですね。でも、ディーン・
フジオカの新人産婦人科医は良かった。
「夕暮れに、手をつなぐ」いくら九州の田舎から出てきたっていって、広瀬すずくらいの
年齢の女の子が自分のことを「おい」とは言わんでしょ。デザイナーの世界の描きこみ
もなんか雑だし、集中して見られるドラマではなかったです。
「探偵ロマンス」設定は面白いし、濱田岳、草刈正雄と配役もいいんだけど、話に凝り
過ぎ。もっとスッキリとした話にして、キャラクターの面白さで通した方がいい。
「スタンドUPスタート」竜星涼は嫌いじゃないんだけど、話がつまらな過ぎて1話でギブ
UPでした。

では、また4月期のドラマでお会いしましょう!

ブラッシュアップライフ

6秒間の軌跡


「なんだー。このボタンちょっと押してみるんだな。うーん、なんだー。」



にほんブログ村 歴史ブログ 幕末・明治維新へ
にほんブログ村


にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ
スポンサーサイト



[ 2023/04/16 ] オレデミー大賞 | TB(0) | CM(2)

オレデミー大賞 2022年大賞

全日本テレビドラマオレデミー大賞、年間大賞の発表です。
あぁ、そんなドラマもあったなぁー的に振り返ってみてください。

10位 マイファミリー TBS 4月期 二宮和也、多部未華子、賀来賢人、濱田岳ほか
9位 silent フジ 10月期 川口春奈、目黒蓮、鈴鹿央士、夏帆ほか
8位 パンドラの果実 科学犯罪捜査ファイル 日テレ 4月期 ディーン・フジオカ、岸井ユキノ、ユースケ・サンタマリアほか
7位 PICU 小児集中治療室 フジ 10月期 吉沢亮、安田顕、木村文乃ほか
6位 石子と羽男 そんなコトで訴えます? TBS 7月期 中村倫也、有村架純、赤楚衛二ほか
5位 カムカムエブリバディ NHK 前期 上白石萌香、深津絵里、川栄李奈、オダギリジョーほか
4位 エルピス 希望、あるいは災い フジ 10月期 長澤まさみ、真栄田郷敦、鈴木亮平ほか

ストレートな感動作「silent」や「PICU」は素直にランクインさせておきました。
ただ、ワタクシの嗜好としては「石子と羽男」みたいな会話劇が好きだし、「パンドラの
果実」は「怪奇大作戦」とか「Xーファイル」みたいな要素があって、こういうのは推し
ちゃいます。
「カムカムエブリバディ」は近年の朝ドラでは「あまちゃん」と双璧をなす面白さでした。
誰も言わないんだけど「みのるさん」「いさむちゃん」の兄弟は、呼び方を含めて小津
安二郎監督へのオマージュだと思うんですよ。

3位 おいハンサム!! フジ 1月期 吉田鋼太郎、MEGUMI、武田玲奈ほか

今期のコメディでは深夜枠を含めてもナンバー1。令和の価値観と昭和の価値観が
見事に融和されてます。吉田鋼太郎パパが自宅でくつろぐ、赤いカーディガンのファッ
ション最高!続編を期待します。

2位 初恋の悪魔 日テレ 7月期 林遣都、仲野太賀、松岡茉優、柄本佑ほか

会話劇は上位に来ますね。さらにこのドラマは主人公たち4人の性格がかなり複雑。
解りづらい設定だけに苦手な人は1話観てイヤになるだろうけど、最初にマズイと
思ったパクチーが慣れるとクセになるようなものですね。コレは毎週観るというより
一挙に全話ブッ通しで観た方が面白いかもしれない。

1位 鎌倉殿の13人 NHK 全期 小栗旬、小池栄子、山本耕史、大泉洋ほか

圧倒的面白さ。このドラマの成功の一つとして、会話は全て現代語という点にあると
思っています。大河ドラマだからと時代がかったセリフ廻しでは、登場人物の魅力が
あそこまで出なかったでしょう。俳優さんたちは史実の歴史上人物を踏襲しながらも、
そこを越えた魅力を出すことでドラマを面白くするのであり、その辺りはさすが三谷
幸喜さんの脚本だと思います。
大河ドラマ史上稀にみる闇落ちダークサイドの主人公・北条義時。スターウォーズの
ダースベイダーを思わせました。そして個人的には30年来大好きな歌舞伎役者で
ある坂東彌十郎丈の知名度が一気に上がったことが嬉しいです!
「新選組!」「真田丸」「鎌倉殿の13人」と、回を重ねてどんどん面白くなってきている
三谷大河。たとえば、関東管領と関東公方が対立し、さらに山内上杉や扇谷上杉が
対立する、関東の室町時代あたりを三谷さんだったら面白く、かつ分かりやすく描いて
くれるんじゃないでしょうか。数年後に太田道灌あたりを主役にいかがでしょう?

深夜枠

3位 量産型リコ テレ東 7月期 与田祐希、藤井夏恋、マギー、田中要次ほか
2位 階段下のゴッホ TBS 10月期 SUMIRE、神尾楓殊ほか
1位 ザ・タクシー飯店 テレ東 4月期 渋川清彦、宇野祥平、高木雄也、神戸浩ほか

「ザ・タクシー飯店」はテレ東お得意のB級グルメ系列のドラマですが、その先駆的作品
「孤独のグルメ」を追っていける作品だと思います。なんといっても渋川清彦がいい。
まぁ、廻る店が街中華のみという縛りがありますけどね。

主演男優賞 小栗旬 「鎌倉殿の13人」
主演女優賞 深津絵里 「カムカムエブリバディ」
助演男優賞 草彅剛 「拾われた男」
助演女優賞> 夏帆 「silent」

脚本賞 鎌倉殿の13人
美術賞 恋せぬふたり NHK 1月期
撮影賞 エルピス 希望、あるいは災い
主題曲賞 「タクシードライバーブルース」 酔蕩天使 「ザ・タクシー飯店」
特別賞 「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」 NHK 7月期

鎌倉殿の13人


「なんだー。このボタンちょっと押してみるんだな。うーん、なんだー。」



にほんブログ村 歴史ブログ 幕末・明治維新へ
にほんブログ村


にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ
[ 2023/01/06 ] オレデミー大賞 | TB(0) | CM(1)

オレデミー大賞 2022年10月期

群発頭痛もここ一週間でていません。ようやく頭痛期間を越えたようです。
正月は頭痛の恐怖に怯えることなく、箱根駅伝をテレビ観戦できそうです。
ありがたや。
テレビの話が出たところで、今年10月期のオレデミー大賞発表です。

10位 祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録 日テレ 土 22:00  
9位 クロサギ TBS 金 22:00
8位 アトムの童 TBS 日 21:00
7位 ファーストペンギン 日テレ 水 22:00
6位 親愛なる僕へ殺意をこめて フジ 水 22:00
5位 ザ・トラベルナース テレ朝 木 21:00
4位 拾われた男 NHK 火 22:00

「祈りのカルテ」 新人研修医が大学病院内のいろいろな診療科を回る話。
それと平行して玉森裕太演じる主人公の、実の父親と義理の父親との話が
メインになっていて、この辺りの伏線の張り方は良かったと思います。オモチャ
の電車とかね。原田泰造演じた広瀬がなぜ医者になるのをやめたのか、それが
もう少し丁寧に描かれると良かったかな。でも、サウナが好きという設定には
笑いましたw。

「クロサギ」 山下智久版のドラマは観ていないので、比較はできません。
今作は三浦友和や山本耕史、船越英一郎、宇野祥平らの脇がよかったですね。
坂東彌十郎の出演は鎌倉効果だと思いますが、30年来の彌十郎ファンとしては
認知度が一気に上がったことが嬉しいです。

「アトムの童」 面白いと思うんですけど、ピンチ→逆転→ピンチ→逆転という展開
はこのドラマ枠の「半沢直樹」以降の常套手段で、ちょっと先が見えちゃう。小さな
おもちゃ会社が時代の最先端のゲーム業界に打って出るというストーリーも、「下町
ロケット」と重なったかなぁ。神田伯山のナレーションは芝居がかりすぎて、返って
聞き苦しい。

「ファーストペンギン」 「あな番」などでけっこうトリッキーな役柄の印象が強い
奈緒ですけど、こういう正攻法も全然いけるじゃん、と思いました。ダメおやじからの
再生という役は、堤真一の右に出る者はいないですね。梅沢富美男のド昭和の漁協
組合長っぷりもね。

「親愛なる僕へ殺意をこめて」 猟奇殺人とかグロくて痛々しくてちょっとイヤと思った
んですが、話の展開がスピーディーで引き込まれました。でも、殺し過ぎ。
山田涼介は二重人格の明るい方が良かったかな。門脇麦がめっちゃ怖い。

「ザ・トラベルナース」 これはもう中井貴一の巧さが全てですね。ストーリー的には
それほど特筆するモノはないんだけど、とても安定感があります。これはネット情報
なので鵜呑みにはできないのですが、「相棒シリーズ」がそろそろ終わりに近づいて
いるので、その後釜にコレをシリーズ化させる計画があるやなしや・・・とか。
そう考えると中井貴一のシズカさんは、水谷豊の右京さんとキャラが似てますね。

「拾われた男」 俳優・松尾諭の自伝ドラマ。その論役を仲野太賀。これは観たく
なりますよね。ほぼ実話とのことですが、俳優修業編、恋愛編、兄弟葛藤編と、それ
ぞれに見どころがあって面白かったです。特に後半の兄弟編ですかね、良かったのは。
兄役の草彅剛が絶品。アメリカに渡って、そのまま不法滞在を続け15年音沙汰なし。
そして脳梗塞で倒れ半身マヒとなって、弟(仲野)に迎えにきてもらう。すっごい複雑な
設定ですけど、それをサラリと演じていたのが返って胸を打ちました。

3位 silent フジ 木 22:00
この手のドラマって苦手なんですけど、観入ってしまいましたね。今期ドラマの№1という
評価もわかります(ココでは違いますが)。ろう者と聴者という二つの視点を丁寧に描いて
いて、また俳優さんたちが非常に丁寧に演じていたように感じました。ドラマって、登場
する人が全部善人だとなんかウソ臭くなってしまうんだけど、この作品では敢て登場人物
すべて悪意のない人にすることで、ろう者と聴者のお互いの視点を余計な伏線を張らず
に描こうとしたのかなと思いました。川口春奈も目黒蓮も良かったですが、夏帆がスゴイ。
生まれつきのろう者という設定で、まったく喋らず手話だけで心理描写を表現しきった
のは、ちょっと感動しました。

2位 PICU 小児集中医療室 フジ 月 21:00
北海道の小児治療という、かなり限定されたシーンでのドラマでしたが、けっこう残酷
な場面もあったり、シリアスに描かれていたと思います。まぁ、北海道の現実については
まったくの外野ですが。ワタクシ自身、集中治療室ではないけれど、幼少期に入院生活
をしていたので、ちょっと同情的なポイント加算もあります。主演吉沢亮演じる志子田と
安田顕の植野室長の子弟関係のようなやりとりが良かったです。安田顕は北海道出身
なだけに、なんか北海道医療を語るセリフにも説得力がありました。

1位 エルピス 希望、あるいは災い フジ 月 22:00
最初、予告CM見たときは「エルビス」と見間違って、勝手にプレスリーをリスペクトする
コメディーかと思ってたのですが、第1話を観て「違うなぁ」と思いました。
いくつかの実際の事件をつなぎ合わせたフィクションとのことですが、今期のドラマの
中ではテーマや演出も最もトガった作りだったのではないかと。冤罪事件を描くうち、
テレビ業界と政界の忖度構造に触れていくという辺り、どの程度真実味があるのか
わからないけど、こういうドラマが作られるってことは、そういうことがなきにしもあら
ずってコトなのかな。
テレビ業界に翻弄されながらも真実に近づく局アナを長澤まさみが好演。さらに
ボンボン育ちでさほど仕事に情熱を持っていなかった所から、冤罪事件を追ううち
に寝食忘れてのめり込んでゆくAD役の真栄田郷敦がスゴイ。この人、すごく芝居が
上手いんだ、と改めて感心しました。あらためてこの人の顔のパーツを一つ一つ
よく見ると、目とか口元とか、千葉ちゃんよりも叔父さんの千葉治郎(矢吹二朗)さん
に似てる・・・と思ったのですが、いかがでしょう?

深夜枠

3位 推しが武道館にいってくれたら死ぬ TBS 土 26:30
2位 闇金サイハラさん TBS 火 25:28
1位 階段下のゴッホ TBS 水 24:58

TBSが上位独占となりました。テレ東の「孤独のグルメ」は殿堂入りなので。
1位の「階段下のゴッホ」は絵がテーマ。絵っていうのは本当に魔物だと思います。
真剣に向き合えば向き合うほど、命を削られるような気がする。ワタクシも多少絵を
描いて生きてきましたけど、それでも描いてるときは愉しいんですよね。そういう絵を
描く魅力と苦しさを、このドラマはよく観察していたと思います。

主演男優賞 吉沢亮 「PICU 小児集中医療室」
主演女優賞 長澤まさみ 「エルピス 希望、あるいは災い」
助演男優賞 真栄田郷敦 「エルピス 希望、あるいは災い」
        草彅剛 「拾われた男」
助演女優賞 夏帆 「silent」

美術賞 アトムの童
撮影賞 エルピス 希望あるいは災い
主題曲賞 「赤と青」 ROTH BART BARON 階段下のゴッホ

今期のドラマは面白い作品が多かった印象です。選外でも「最初はパー」の市川
猿之助の元反社の新人漫才師役は良かったし、殿堂入りの「相棒21」はまだ継続
中ですが、亀山刑事(寺脇康文)がやはり一番しっくりきます。
結果としてフジが上位独占。どのドラマについても、丁寧に作られた印象でした。

これらを踏まえて、年明けに2022年オレデミー大賞年間大賞を発表いたします!

エルピス

階段下のゴッホ


「なんだー。このボタンちょっと押してみるんだな。うーん、なんだー。」



にほんブログ村 歴史ブログ 幕末・明治維新へ
にほんブログ村


にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ
[ 2022/12/30 ] オレデミー大賞 | TB(0) | CM(0)

オレデミー大賞 2022年7月期

先日、録画していた7月期ドラマを見終えまして、やっとオレデミー大賞の記事を
書くことに至った次第です。
「刑事7人」はシーズン8なので除外します。・・・でも、初期からのメンバーである
倉科カナを降ろしたのは正解だったのかなぁ???

10位 僕の大好きな妻 フジ 土 23:40
9位 プリズム NHK 火 22:00
8位 家庭教師のトラコ 日テレ 水 22:00
7位 六本木クラス テレ朝 木 21:00
6位 ちむどんどん NHK 月~金 08:00
5位 オールドルーキー TBS 日 21:00
4位 テッパチ フジ 水 22:00

「僕の大好きな妻」 発達障害の妻をもつ漫画家アシさんの話。この話の主人公
(落合モトキ)は健常者。ワタクシも漫画界に身を置いたことのある人間ですが、
むしろこの業界って発達ぎみの人が多いので、発達の人ってあまり気にはなら
んのですよね。妻の役を百田夏菜子が好演。漫画家の仕事場の雰囲気も、わりと
リアルに近かったです。

「プリズム」 最近よくある傾向のLGBTを扱った話ですが、本人たちよりも周囲が
どう受け取るかという視点で描かれた話ですね。まぁ、それよりも話の舞台となる
園芸、造園の世界にちょい惹かれました。さらにそれよりも、杉咲花が今まで見た
どの登場作品の中でも一番可愛く撮れていたと思うのは、ワタクシだけ?

「家庭教師のトラコ」 けっこう途中までは面白かったんですけど、ラストに近づくに
連れて、美村里江、板谷由夏、鈴木保奈美の3人の母親とトラコ(橋本愛)がベタベ
タな関係になっていくのと、説明が多いセリフのオンパレードになっていくのが残念。

「六本木クラス」 まぁ、それでもワタクシは俳優としての香川照之の芝居は好き
です。韓国版のオリジナルは見てないんですけど、結構話が大げさなところがそんな
雰囲気ですかね。光石研がね、同じ父親役でありながら「純愛ディソナンス」と真逆
なキャラなので、チョットワケわかんない状態になりました。ネットでは平手友梨奈が
誉められまくりでしたが、確かに良かった一方で新木優子はハマってなかったように
思います。ほないこか、ことさとうほなみがどこに出ているのか、しばらくわかりませ
んでした。

「ちむどんどん」 相当ネットでは叩かれまくりでしたけど、そんなに言うほど悪い
ドラマじゃないだろ、というのがワタクシの感想です。主人公が自分勝手とか、ニイ
ニイがヒドすぎるとか。まぁ、そうなんだけど、みんなドラマの展開が自分の思い通り
にならない不満だけなんじゃないのかな?たしかに暢子(黒島結菜)は自分勝手に
思いつきだけで行動する所があったけど、そういう人って世間にはわりといるし、
そんな人が主役のドラマがあってもいいだろうと思う。沖縄を正しく理解してないとの
意見もあるけど、ドラマはあくまでもフィクションだからね。仮に岐阜県や岩手県が
舞台のドラマでも、その地元を正確に描写しているワケではないでしょう。

「オールドルーキー」 こんなに爽やかな役の綾野剛は初めて見た気がするw。
スポーツマネジメントという裏方に着目したのは、テーマとして面白いと思いました。
フェンシングとかパラスポーツとか、認知度の低いスポーツに焦点を当てるのも
いいけど、野球とかサッカーとか特に海外移籍する際の巨額なマネーが動く裏側
なんて描いてみるのも面白いんじゃないかな。爽やかな新町(綾野剛)が巨額の
契約金を前に「鎌倉殿」の義時みたいに闇落ちしていく展開とかね。

「テッパチ」 ストーリー的には、昔の青春ドラマの舞台を学校ではなく自衛隊に
持ってきた感じの作りですが、やはり陸上自衛隊が全面協力しているという所
がポイントですね。ハッキリ言ってワタクシ的には国生二士と桜間一尉との恋愛
ばなしはどーでもいいんですが、まぁ、町田啓太と白石麻衣を使っている以上、
女性視聴率を上げるためには仕方ないんだろうなぁ。でも、考え方を変えて、
恋愛要素など完全に廃除して、陸上自衛隊の訓練やら災害救助の現場など
のシーンだけをリアルに近づけて描き切ったら、かえって振り切ったいいドラマ
が作れるのではないでしょうか?

3位 魔法のリノベ フジ 月 22:00
コメディタッチで作られているのと、あと2位、1位にも共通して言えることですが、
セリフの応酬の妙というんですかね。セリフ劇の面白さを見せてくれたのが、
そのまま順位に反映してますね。オレデミーだからね。
波留は芯が強そうな所(イメージ)が返って恋愛モノに向いてないような気がする
んですが、こういうコメディ的なつくりだとハマっていけるような気がします。
原田泰造は何をやってもハマりますね。ドラマによく起用されるのがわかる。

2位 石子と羽男 そんなコトで訴えます? TBS 金 22:00
中村倫也は深夜ドラマに映える俳優だとばかり思っていましたが、このドラマでの
主演は見ていて良かったです。一見チャラい、でかいコトばかり言う。けど、実は
家族には内向的な性格という屈折したキャラは彼にピッタリ。生真面目なパラ
リーガルの有村架純とのコンビがセリフも面白くて良かったです。さだまさしが
自然な感じでドラマに溶け込んでいたのが意外。

1位 初恋の悪魔 日テレ 土 22:00
キャスティングを見て今期一番期待したドラマ。で、期待を裏切らなかったー。
林遣都、仲野太賀、柄本佑、松岡茉優の4人のやりとりは、「カルテット」や「大豆田
とわ子」と同じように、他愛のない話ほど引き込まれます。最初は警察の変わり者
4人が事件を解決していく1話完結モノかと思ったのですが、馬淵(仲野太賀)の兄
(毎熊克哉)の死の真相や、摘木(松岡茉優)の二重人格など縦線の話が複雑に
絡んできて、一週間経つと頭の中の整理が追い付かなくなる感じはありましたけど、
たぶん一気に見たらもっと面白いと思います。
とにかく林遣都の神経質そうな演技が秀逸。あの鹿浜刑事の視線で、最後にタイ
トルが初恋の悪魔だったとわかる仕掛けで、そのあたりの仕掛けも絶妙。

深夜枠

3位 ちょこっと京都に住んでみた
同  名建築で昼食を 大阪編 テレ東 水 26:35
2位 僕の姉ちゃん テレ東 水 25:00
1位 量産型リコ テレ東 木 24:30

テレ東メダル独占。
「ちょこっと京都」と「名建築」は連続の放送で、なんでもテレビ大阪の創立何周年
だかの記念番組だったみたいですね。半分ドキュメンタリーみたいなタッチの作り
で京都や大阪を紹介していくという、こういうのは深夜ドラマならではの切り口。
古い店舗や建築物を丁寧に撮影する静かな作り方に共感しました。
「名建築」の田口トモロヲが、ちょっとベランダーみたいなキャラの作りで良かった
です。彼の持ってるクタッとした布トートバッグがカッコよくて、ネットで探して同じ
のを買ってしまいました。レディースものみたいらしいですがw

「僕の姉ちゃん」。黒木華と杉野遥亮が一軒家で暮らす姉弟を演じる話。杉野は
「ユニコーンに乗って」の若手経営者みたいな役よりも、こういう姉ちゃんに絶えず
ダメ出しされるような弟役の方が上手いですね。

「量産型リコ」。ひょんなことからマニアックな模型店の主人(田中要次)に誘われ、
プラモデル沼にハマってゆく若手OLリコ(与田祐希)。昭和生まれにとってプラモ
作成は誰もが一度は通った道。一つの作品を作る達成感には共感できること然り。
しかし、もう35年以上プラモは作っていませんが、今のプラモは接着剤不要が基本
なんですねぇ。タイトルから推してわかるように、ガンダムやエヴァ、ヤマトなどの
アニメ系プラモがドラマでは主に作られたワケですが、ココはさらに戦車や空母、果て
はお城、デコトラ、峠の茶屋など、さらにマニアックなプラモ沼に行って欲しかったです。

主演男優賞 林遣都 「初恋の悪魔」
主演女優賞 杉咲花 「プリズム」
助演男優賞 仲野太賀 「初恋の悪魔」
助演女優賞 松岡茉優 「初恋の悪魔」

美術賞 プリズム
撮影賞 名建築で昼食を
主題曲賞 「燦燦」 三浦大知 (ちむどんどん)

初恋の悪魔

量産型リコ

名建築で昼食を
「名建築で昼食を 大阪編」でトモロヲさんの持ってるトートバッグ。

トートバッグ
買っちゃいました。
この手のトートには珍しく二層に分かれていて、ポケットも多いです。


「なんだー。このボタンちょっと押してみるんだな。うーん、なんだー。」



にほんブログ村 歴史ブログ 幕末・明治維新へ
にほんブログ村


にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ 
[ 2022/10/18 ] オレデミー大賞 | TB(0) | CM(2)

オレデミー大賞 2022年4月期

新型コロナも第7波に入ったと言われてます。
ワタクシもそうですが、今年の夏は3年ぶりにいろいろと予定を入れていらっしゃる方も多いことでしょう。ウイルスも感染力は強いが弱毒化にはなっているとも。
なかなか悩ましいところですねぇ。

さて、オレデミー賞2022年4月期の発表です。

10位 ナンバMG5 フジ 水 22:00
9位 元彼の遺言状 フジ 月 21:00
8位 未来への10カウント テレ朝 木21:00
7位 やんごとなき一族 フジ 木 22:00
6位 17才の帝国 NHK 土 22:00
5位 悪女(わる) 日テレ 水 22:00
4位 持続可能な恋ですか? TBS 火 22:00

「ナンバMG5」 ヤンキーものって好きではないんですが、これだけアラサーの人たちが高校生役をすると、もうコメディーだし、森川葵のボケも面白かったです。

「元彼の遺言状」 スミマセン、1話をキチンと見なかったもので生田斗真の立ち位置がイマイチよく分かってないです。それにつけても、このドラマで綾瀬はるかに振り回される大泉洋を見てから、大河ドラマの頼朝を見ると、彼っていい役者だなぁと思います。

「未来への10カウント」 ネットで9話打ち切り説が流れ、制作側から「いや、元々9話の予定だから」という話が出ていました。まぁ、そうなんでしょうけど、それにしても最終回の9話は端折り過ぎですよ、どう見ても。満島ひかりが空回りするくらいの小うるさい演技でしたけど、あれはキムタクが相変わらずのツッケンドンなキャラなので、なんとかその場を盛り上げようとしてるの図だったのでしょうか?

「やんごとなき一族」 ちょっと前なら昼帯の典型的な嫁イジメドラマですよね。こういうのはマジメに捉えると陰惨ですがコメディーにすれば面白い。特に敵役が重要になってきます。その意味では尾上松也と松本若菜の夫婦がガンガン前に出て舞台を蹂躙してくれたので面白かったです。やはり、ドラマを生かすのは脇の存在ですね。松本若菜のような正統的な美人が悪役をやると冷たいキャラになりがちですが、笑いに持って行ったところがセンスありますね。松也の突然足が悪くなったという設定も岸田森みたいで好き。ただ、ちょっと太り過ぎてないですか?

「17才の帝国」 AIによって選ばれた市長に統治される街。近未来になんか有りそうな話ではあります。神尾楓珠はヤンキーから寡黙で繊細な高校生まで、案外幅の広い役者ですね。星野源は「逃げ恥」よりこういう腹に一物を抱えた政治家役の方が、キャラ的には合ってますね。

「悪女(わる)」 このドラマの主役のマリリンは、2~3年前なら高畑充希が得意としそうなキャラだと思います。今田美緒は「花のち晴れ」でのキッツい性格のキャラが好きなのですが、全く異なるタイプのマリリンも好演していたと思います。今の世の中で闇雲に出世願望を前面に押し出すキャラは新鮮にも感じました。役員の5割を女性にというのはワタクシには単なる数合わせの暴挙としか思えません。要は適材適所で、一介のプログラマーでいたいというハリゼンボンのような人の考えは尊重されるべきですね。

「持続可能な恋ですか?」 基本的に恋愛ドラマは自分に向いてないのですが、コレは面白かったなぁ。たぶん、上野樹里とか田中圭とか磯村勇斗だとかの、ともすれば小洒落た鼻持ちならない作風になりそうな世界観を、松重豊のゆるい初老感が中和してくれたおかげでしょう。松重さんは白髪をそのまま出すようになって、世間ずれした研究職みたいな役がすごくハマるようになりましたね。

3位 正直不動産 NHK 火 22:00
NHKならではのドラマですね。コメディーとはいえ、不動産屋のダークな部分を描きだすドラマはスポンサー有りきの民放では絶対に作れないでしょう(笑)。嘘がつけなくなった山ピーの狼狽ぶりは、面白いけど不動産屋のことばをそのまま信じちゃいけないよというメッセージですね。知り合いの不動産関係の人に聞いたのですが、なかなかよく作っているとのことでした。ただ、敵役の高橋克典社長率いるミネルバ不動産は、サスガに免許取り消しレベルだそうです。

2位 マイファミリー TBS 日 21:00
引っ張り系のミステリードラマとして面白かったです。「あな番」や「真犯人#」よりも作りが丁寧だったし、真犯人の意外性も「テセウスの船」よりも納得できました。多部未華子が母親役をするのってワタクシは初めて見るような気がするんですが、「これは経費」とか「ナギサさん」のファンとしては、やっとOLを卒業したんだねみたいな感慨深さがありますね。二宮くんが乗ってる車がエンブレムは隠しているもののプジョーRCZって、わりと珍しい車だったのでそっちばかり目が行ってました。最終回は全部解決して全てハッピー、という結論にはしなかった所に、70年代ドラマ風のドライスティックな余韻がありワタクシは好きです。

1位 パンドラの果実 科学犯罪捜査ファイル 日テレ 土 22:00
平均視聴率5%台という、世間的には大爆死と評価のドラマですが、オレデミーでは1位に推します。これはね、ワタクシ的には日本版の「Xファイル」ですね。超常現象を捜査するという意味でね。ただ、本家では宇宙人と米政府の密約が縦線として描かれましたけど、本邦のパンドラでは全て科学で解決するというラインに抑えたのが違いですかね。まぁ、日本のドラマで宇宙人を扱うと、とたんに嘘臭くなっちゃうから、これで良かったと思います。廃墟温泉に出る霊の回では、やはり科学では解決できないモノもあるという結論にもなっていたし、超常現象が好きなワタクシにはツボりました。でも、こういうのがダメな人にはダメだろうな。

深夜枠

3位 明日、私は誰かのカノジョ TBS 火 25:28
2位 俺の可愛いはもうすぐ消費期限 テレ朝 土 23:30
1位 ザ・タクシー飯店 テレ東 水 25:00

1位の「ザ・タクシー飯店」は6月スタートでまだ放送中。ではあるものの、すばらしく面白いので今期の1位に推しました。テレ東お得意の実店舗廻りB級グルメドラマで、しかも街中華という縛りながら、主演の渋川清彦がイイ味を出しています。ハンチングにバンドカラーシャツにベストを着込んで、中華のレンゲをエンブレムにしたライトバン操る個人タクシー。目の前にこんなタクシーが来たら絶対に怯むと思います。渋川は強面のキャラだけど、ふとした時に見せる可愛さみたいな表情が街中華にピッタリなんですね。
テレ東は実際のお店を紹介してゆくドキュメンタリータッチのドラマを得意としていますけど、タクシー飯店は「孤独のグルメ」に匹敵する快作だと思います。

主演男優賞 山下智久(正直不動産)
主演女優賞 今田美緒(悪女)
助演男優賞 松重豊(持続可能な恋ですか?)
助演女優賞 松本若菜(やんごとなき一族)

美術賞 ザ・タクシー飯店
撮影賞 パンドラの果実
主題曲賞 「タクシードライバーブルース」 酔蕩天使(ザ・タクシー飯店)

パンドラの果実a

ザ・タクシー飯店a


「なんだー。このボタンちょっと押してみるんだな。うーん、なんだー。」



にほんブログ村 歴史ブログ 幕末・明治維新へ
にほんブログ村


にほんブログ村 漫画ブログへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ

[ 2022/07/10 ] オレデミー大賞 | TB(0) | CM(2)