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オレデミー大賞 2020年中間発表 1月期

2020年もテレビドラマを見倒していきたいと思います。
先ずは1月から3月にかけて。私が鑑賞した連続ドラマの本数34本。もちろん
実際にはそれよりも多くのドラマが放送されていたワケですが、その中から
作品賞を10本セレクト。
あくまでも、ワタクシがチョイスするオレデミー賞です( ̄^ ̄)ゞ

10位 知らなくていいコト 日テレ 水 22:00
9位  悪魔の弁護人 御子柴礼司 フジ 土 23:40
8位  トップナイフ 天才外科医の条件 日テレ 土 22:00
7位  アライブ がん専門医のカルテ フジ 木 22:00 
6位  病院の治し方 ドクター有原の挑戦 テレ東 月 22:00
5位  スカーレット NHK 月~金 08:00
4位  絶対零度 未然犯罪潜入捜査 フジ 月 21:00

以上、10位から4位まで。
今期のドラマ全体の特徴は、やたらと医療・病院系ドラマが多かったことですね。
やっぱり人間の命と向き合うということで、視聴者の共感を得るストーリーが作り
やすいということが医療ドラマ多作の原因ですかね。
これだけ多いと差別化も難しくなってくるワケで、かつては主人公も外科医が多
かったものですが、外科医以外のお医者さんが主人公となるドラマも最近は増え
てきたようです。

その中でも今期異色だったのは、テレ東の「病院の治し方」ですね。
実際にあった話を元に、赤字経営に陥った病院を再建させるという話。元々この
枠はビジネスドラマを作っているので、この作品も経営面から見る切り口です。
実話が元になっているというのもありますが、スーパードクターが出てくるわけでも
なく、民間病院も企業のひとつなんだという視点に徹したドラマでした。
主人公の有原を演じた小泉孝太郎は、こういう二世院長みたいな役はピッタリです。
あと、怪優役の多い高嶋弟政伸が久しぶりにフツーの人の役でしたw

「スカーレット」はラストに向かって、あんな重い話でいいんだろうかと思いましたね。
たいていハッピーエンドというか、予定調和で終わるのが朝ドラ。これから仕事や
家事に向かう前に、明るい気持ちでいきましょう!的な作品が多かっただけに、
どこかで「きっと武志(伊藤健太郎)と骨髄の型が一致する人がみつかるよ・・・」と
思っていた方もいたのではないかと思いますが、厳しい現実を迎えたままのラスト目が
となりました。朝ドラもユルい設定から脱却しつつあるということなんでしょうか。
それと、今回の主演はすでに実績のある中堅・戸田恵梨香だったのが良かった。

これまで、20歳そこそこの新人に近い俳優を起用することが多い朝ドラでしたが、
「てっぱん」や「あまちゃん」「ひよっこ」のように時間経過が少ないドラマならいいの
ですが、「べっぴんさん」とか「半分、青い。」のように終盤中年以降を演じなければ
ならないドラマは、20歳そこそこの俳優さんはキツイと思うんですよ。
ヘタすると自分より年上の俳優さんが子供役になったりして。
舞台だったらこういうのもアリですが、映像は細かい所まで目が行ってしまうのでね。
BSで「おしん」を放送してましたけど、あれって田中裕子から中年以降は音羽信子に
チェンジ。最近では「カーネーション」が尾野真知子から夏木マリにチェンジした例が
ありますが、ああいう主役交代はアリ寄りのアリ(by 千鳥)ですね。

3位 病院で念仏を唱えないでください TBS 金 22:00
2位 心の傷を癒すということ NHK 土 21:00

2位と3位も医療ドラマ。今期の傾向がわかりますね。
「病院で念仏を・・・」実際に救急救命室に袈裟を着た坊さんがいたら、これほどの
嫌がらせはないと思いますが、命を救う側と見送る側の両方の視点を持つキャラと
いうのは新鮮だったかも知れません。ストーリーの縦軸として松本(伊藤英明)と
宮寺(泉谷しげる)の過去や、濱田(ムロツヨシ)、三宅(中谷美紀)のキャラクターも
よく描けていて、各所に見どころがありました。

たぶん見ていない人が多いと思うんですけど、「心の傷を・・・」は地味ながら佳作。
大坂・淡路大震災後に、被災者の心のケアに尽力した精神科医の手記をドラマ化
した作品です。事実がベースにあるということと、過度な演出を排して静かな構成で
作られた画面に返って引き込まれました。
主演の安医師を演じた柄本佑が素晴らしい。あれだけ押さえた演技でありながら、
観ているコチラに深く入り込んでくる感じ。名演です。

1位 テセウスの船 TBS 日 21:00

最後まで真犯人がわからず、過去と現在がパラレルワールドのように繰り返される
展開など、純粋に「次回が楽しみ」と思わせる連続ドラマの王道でした。
こういう「犯人はこの中にいる!」みたいな展開のドラマは、いかにもソレらしい人物
が配置されていて(このドラマでは笹野高史とか麻生祐未とか)、ハイ、それは違い
ます、この人が犯人です!という展開になりますね。
で、その真犯人があまり登場してなかった人物だったりすると、「意外かもしれない
けど、そりゃねーだろ!」と視聴者に騙された感が残るだけになってしまいます。
テセウスの真犯人も、ややソレに近いモノがありましたが、騙された感が残らなかった
のは、真犯人を探すことだけではないストーリー展開の面白さがあったからでしょうね。

まぁ、この手のドラマはあとで考えてみると小さな矛盾がポコポコでてきたりするワケで、
たとえば母親(榮倉奈々)は事件の後、生まれた子供がだんだんと心(竹内涼真)に
クリソツになっていくのを不思議に思わなかったのかな?とか。

でも、そんなツッコミ所も越えてドラマが面白かったのは、自分の産まれる以前の両親
って見てみたいという、多くの人が持っている興味みたいなものだったのではないで夜に
しょうか。映画の「バック・トゥ・ザ・フーチャー」と同じですね。

深夜枠
3位 伝説のお母さん NHK 土 23:30
2位 死にたい夜にかぎって TBS 火 25:28
    来世ではちゃんとします テレ東 水 25:35

1位 コタキ兄弟と四苦八苦 テレ東 24:12

NHKがまさかの「勇者ヨシヒコ」を!?と思わせたのが「伝説のお母さん」。ドラクエの世界
の実写ドラマ化、パロディーとギャグ満載・・・とそこまではヨシヒコと同じ(予算はコチラが
上)ですが、実は幼児保育の問題などがテーマとなっていて、ただのおふざけドラマでは
なかった所がNHKですかね。前田敦子は今まで出演したドラマで一番良かった。

「来世ちゃん」はオトナのぶっちゃけ本音ドラマ。太田莉菜が出演しているせいか、同じよう
なテーマの「ラブラブエイリアン」を思い出しました。
「死にたい夜にかぎって」、賀来賢人は「ニッポンノワール」よりこういうキャラの方が好き。
山本舞香も見る度にいい芝居をする。

「コタキ兄弟」はこの枠で「まほろ駅前番外地」以来の傑作じゃないですかね。
古舘寛治は、どこにでもいそうな感じがするけど、なんとなく挙動不審ないつも気になる、
そんな人。その彼が滝藤賢一とともに主演。マジメだが不器用な古舘兄と、遊び人だが根は
ナイーブな滝藤弟、この2人がレンタル兄弟オヤジをやるっていうんだから、面白くないワケ
がない!
それと、2人の行きつけの喫茶店「シャバダバ」に勤めるサッちゃん役の芳根京子がいい。
たぶん、「表参道高校合唱部!」以来の良さではないかと思います。

主演男優賞 柄本佑 (心の傷を癒すということ)
主演女優賞 清野菜名 (シロでもクロでもない世界でパンダは笑う 日テレ 日 22:30)
助演男優賞 松下洸平 (スカーレット)
         重岡大毅  (知らなくていいコト)
助演女優賞 高畑淳子 (アライブ がん専門医のカルテ)
         芳根京子 (コタキ兄弟と四苦八苦)

主題曲賞 家入レオ「未完成」 (絶対零度 未然犯罪潜入捜査)
美術賞 ハムラアキラ 世界で最も不運な探偵 NHK 金 22:00
撮影賞 ペンション 恋は桃色 フジ 木 25うぃ:25

世間では「恋はつづくよどこまでも」あたりが人気あったようですが、私的には佐藤猛と
上白石萌音のキャラがどうも苦手。深夜枠では「この男は人生最大の過ちです」も設定や
キャラが面白いと思ったんですが、中だるみがあったように感じました。「恋は桃色」には
ワタクシの敬愛する細野晴臣御大が出演されていてビックリしました。

さて、4月に入りましたが、中国武漢発生新型コロナウィルスの勢いが止まりません。
ドラマも新番組の撮影が間に合わないのでしょうか、旧作の再放送を放送している
ところもあります。
とにかく、早く終息してくれることを祈るばかりです。
外出しないで、ドラマを観ましょう。


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オレデミー大賞 2019大賞発表

前回の10月期に続きまして、オレデミー大賞2019年の年間大賞です!

10位 なつぞら NHK 月~土 08:00 4月期
9位  これは経費で落ちません NHK 金 22:00 7月期
8位  グランメゾン・東京 TBS 日 21:00 10月期
7位  3年A組 今から皆さんは人質です 日テレ 日 22:30 1月期
6位  デジタルタトゥー NHK 土 21:00 4月期
5位  まんぷく NHK 月~土 08:00 1月期(放送開始は18年10月)
4位  俺の話は長い 日テレ 土 22:00 10月期

3位 監察医 朝顔 フジ 月 21:00 7月期

2位 同期のサクラ 日テレ 水 22:00 10月期

1位 いだてん NHK 日 20:00 全月期

深夜枠

3位 日本ボロ宿紀行 テレ東 金 24:52 1月期
3位 Iターン テレ東 金 24:12 7月期

2位 フルーツ宅配便 テレ東 金 24:12 1月期

1位 きのう何食べた? テレ東 金 24:12 4月期

各賞

主演男優賞 阿部サダヲ 中村勘九郎(いだてん)
主演女優賞 高畑充希 (同期のサクラ)
助演男優賞 草刈正雄(なつぞら) 
助演女優賞 松坂慶子(まんぷく)
新人賞    菅原小春(いだてん)

主題曲賞 「結び様」 indigo la end (僕はまだ君を愛さないことができる)
美術賞   グランメゾン・東京
撮影賞   ストロベリーナイト・サーガ

「総評」2019年の最高傑作は何といってもNHK大河ドラマ「いだてん」でした。視聴率的
にはかなり苦戦したようですが、大河ドラマのテーマが「時代の一部分を切り取る」という
ことであるなら、まさにドンピシャのドラマでした。ただ、近現代史は大河っぽくないと思わ
れる方や、舞台劇のようなセリフの掛け合いの会話劇に慣れない方が多かったのでしょ
うかね。でも、演じていた役者さんたちは、演じていて楽しかったんじゃないかな。そんな
雰囲気も伝わってきたドラマでした。主演男優賞もお二人に。
同じくNHKの朝ドラが安定した成績。まぁ、朝に観るドラマとして無難な作り方になっている
ワケではありますが、朝ドラの脇役をきっかけにメジャーになってゆく役者さんも多いですし、
ベテランの役者さんでもうまく魅力を引き出している作り方が窺えます。草刈正雄、松坂慶子
のおじいちゃん、おばあちゃん役はまさにその典型でした。
深夜ドラマはテレ東の圧勝!特に「きのう何食べた?」は内野聖陽と西島秀俊のW主演で
ゴールデン枠でも十分勝負できた作品だと思います。「おっさんずラブ」とテーマは同じながら
アプローチの仕方が全く違う。でも両方とも過剰にコメディにもシリアスにもならない。二つを
比較して観るととても面白いです。
「日本ボロ宿紀行」は続編を希望。深川麻衣がとても良い。
「俺の話は長い」も、放浪をしないニートの寅さん、みたいなキャラでシリーズ化できないかな。
ドラマチックなことが起きなくても、平凡な日々の連続でもいい、お茶の間と家族の会話が主役
のホームドラマがもっとあってもいいですよね。
主題曲賞の「結び様」(indigo la end)はドラマ中でも重要な役割を果たしていることから、印象
も強かったです。

さてさて、2週間遅れて「麒麟がくる」もいよいよスタート。
初回の視聴率はなかなか良かったようです。やはり戦国時代は人気ありますね。
ワタクシも期待しております!


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オレデミー大賞 2019 10月期発表

いつまでも年賀状を貼っておくわけにもいかないので、更新します(汗;)
先ずはオレデミー大賞10月期の発表です。

10位 G線上のあなたと私 TBS 火 22:00
9位  リカ フジ 土 23:40
8位  時効警察はじめました テレ朝 金 23:15
7位  おっさんずラブ in the sky テレ朝 土 23:15
6位  ニッポンノワール 日テレ 日 22:30
5位  シャーロック アントールズドストーリーズ フジ 月 21:00
4位  まだ結婚できない男 フジ 火 21:00

3位 グランメゾン・東京 TBS 日 21:00

2位 俺の話は長い 日テレ 土 22:00

1位 同期のサクラ 日テレ 水 22:00

深夜枠

3位 ひとりキャンプで食って寝る テレ東 金 24:52
2位 死役所 テレ東 火 24:12
1位 僕はまだ君を愛さないことができる フジ 月 26:40

主演男優賞 生田斗真(俺の話は長い)
主演女優賞 高畑充希(同期のサクラ)
助演男優賞 でんでん(死役所)
助演女優賞 吉岡美穂(時効警察はじめました)
新人賞    永野(ミリオンジョー テレ東 水 25:35)

主題曲賞 「結び様」 indigo la end (僕はまだ君を愛さないことができる)
美術賞 グランメゾン・東京
撮影賞 ひとりキャンプで食って寝る

「総評」今期のドラマのテーマは「側にいたらめんどくさい人」でしょうか。「まだ結婚でき
ない男」の桑野さん、「俺の話は長い」の満、「同期のサクラ」のサクラ、などなど。まぁ「リカ」
の雨宮リカあたりまでいくと、面倒というより恐怖でしかありませんが・・・^^;
その「リカ」の高岡早紀は最近サイコに偏った役が多いですけど、これが見事にハマってますね。
恐怖女優の道を邁進して欲しいと思います。

「G線上の・・・」は波瑠が良かった!彼女、朝ドラでブレイクしてからドラマの主演は多い
ものの、何か役柄に恵まれないというか、面白いというドラマに起用されていなかった感じ
があったのですが、このドラマの也映子は思いっきり演じていたように見えて良かったです。
フレームの大きいメガネをかけていたのも、内向的な性格を印象付けていて効果アリ。
小道具って大事ですね。

「時効警察」「おっさんず」「結婚できない」は人気作品の続編。ということで、ヘンにいじら
なければ平均以上に面白いです。「おっさんず」は黒澤キャプテンが途中で悟りを開いちゃ
ったように、全体を見守るようになったのが残念。もっとはるたんに攻め寄ってジタバタして
欲しかったですね。大きな愛を描こうとするより、コメディに徹した方が私は好きです。

「ニッポン・・・」は1月期ドラマ「3年A組」とリンクさせてある所は面白いと思いましたが、最
後は全員改造人間の特撮ものみたいになっちゃったのが残念。話も飛躍し過ぎに感じ
ました。

「シャーロック」。子供の頃好きで、江戸川乱歩とかドイルとかルブランの児童向けに書き直
された本を夢中になって読んだものです。たしかポプラ社のシリーズだったかな?ストーリー
はほとんど忘れてるので、このドラマの元ネタもわからない(汗;)ディーンの獅子雄も「側に
いたらめんどくさい」人ですねw。最終回の後にスペシャルを放送したり、パート2をやる気
マンマンとみえます。

「グランメゾン」は「ピンチ→乗り切る→ピンチ→乗り切る」の典型なんですけどね。そこに、
主人公が仲間を一人一人集めて力を結集させていくという要素が加わって、面白くなりまし
たね。RPG的といいますかね、こういう話作りって日本人は大好きなんですよ。昔話の「さる
かに合戦」や「桃太郎」がそうでしょ。黒澤明の「七人の侍」がそうでしょ。

「俺の話」はお茶の間が舞台というホームドラマの復権ですね。「渡る世間」とは別世界の
「寺内貫太郎一家」とか「ムー」とかのカラッとした感じのホームドラマ。こういう感じで作れば
現代感も出せるんだという、いい見本になったのではと思います。家族間の会話の応酬が
この手のドラマのキモですが、生田斗真と小池栄子、安田顕、清原果耶、原田美枝子らが
実に上手かった。1時間の枠で2本のストーリーという構成も、話を簡潔にまとめていて良
かったです。

「同期のサクラ」。1年を1話にまとめるという展開も斬新で良かったですが、何よりも主人公
を演じた高畑充希ですね、特筆すべきは!この人がいなかったらこのドラマは成立しなかった
でしょう。「過保護のカホコ」や「忘却のサチコ」の延長線上に位置するのでしょうけど、立ち居
振る舞いや走り方など、「ちょっとヘンな動き」まで創作してキャラの特徴を印象付け、それを
完全に自分のモノにしてしまう辺り、スゴ過ぎます。キャラを演じるのではなく、キャラを自分に
取り込んでしまうというのでしょうかね。憑依型っていうのでしょうか。

「ひとりキャンプ・・・」。ソロキャンっていうのが流行ってるって、ドラマで初めて知りました。実は
ワタクシ、テントで寝たことが一度もありません。夜中にビッグフットが出てきそうでイヤです。
「僕はまだ・・・」恋愛ドラマが苦手なワタクシが観て面白かったです。このドラマは7月期から
の放送で、全16話と長かったのも丁寧な作り方に感じたのでしょうか。入山法子と志尊淳が
主演した「きみはペット」と脚本、監督が同じ人なんですね。あれも良かったですからね。

次回、オレデミー大賞2019年 大賞発表!


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オレデミー大賞 2019年中間発表 7月期

早いもので、もう10月も後半。
11月までは各所及び東大和市内などで講座やらガイドやらがありますので、
なかなか落ち着いてブログの更新ができません。すんません。
そんな中で、テレビ番組改編期になりましたので、恒例の(一部で意外と
ファンがいる)オレデミー大賞の7月期発表といきましょう。

10位 凪のお暇 TBS 金 22:00
9位  ルパンの娘 フジ 木 22:00
8位  サイン 法医学者柚木貴夫の事件 テレ朝 木 21:00
7位  サギデカ NHK 土 21:00
6位  ノーサイドゲーム TBS 日 21:00
5位  あなたの番です 反撃編 日テレ 日 22:30
4位  べしゃり暮らし テレ朝 土 23:15

3位  なつぞら NHK 月~土 08:00

2位  これは経費で落ちません NHK 金 22:00

1位  監察医 朝顔 フジ 月 21:00

深夜枠

3位  だから私は推しました NHK 土 23:30
2位  スカム TBS 火 25:28
1位  Iターン テレ東 金 24:12

と、いう結果になりました。
今期で興味深かったのは「スカム」と、「サギデカ」。両方とも高齢者を狙った振り込め詐欺
をテーマにしたドラマ。「スカム」が詐欺側、「サギデカ」が警察側からの視点で、対比して
見ることができたのが面白かったです。
結婚以降、あまりいい役に恵まれなかった木村文乃ですが、この刑事役は良かったです。

「サイン」と「朝顔」も主人公が同じ監察医という設定でした。「サイン」は法医にこだわっ
たストーリーでしたが、「朝顔」は震災で母親を失った女性(上野樹里)が、監察医という
仕事や刑事の夫(風間俊介)、父(時任三郎)との交流を通じて成長していくというヒュー
マンドラマで、全く違った作り方。「朝顔」はそこに重点を置いたのが良かったですね。
主演の上野樹里や時任三郎、柄本明などの落ち着いた演技あればこそですが。

「ノーサイドゲーム」はラグビーワールドカップに合わせての企画だというのは、誰でも
思うところですが、確かにこのドラマで知ったルールとかありますね。
ただ、ドラマのストーリー自体は、競技を変えただけで「ルーズベルトゲーム」と重なる
ところがあって、食傷気味を感じました。これら含めて池井戸的企業復讐ドラマも限界
かなぁ、と感じています。
「半沢直樹」も続編が作られるみたいですが、どうなんだろう?
まぁ、堺雅人と香川照之を出しておくだけで、面白いとは思うんですけど、顔芸を期待
するだけのドラマになってもねぇ・・・。

「あなたの番です」は今どき珍しい2クールぶち抜きのドラマでしたけど、伏線を貼り過ぎ
て収集がつかなくなった感があります。登場人物が多過ぎたですね。
いわく有り気な人物がたくさん出てくるミステリーをワタクシは「横溝正史スタイル」と呼んで
いるのですが、このドラマは正にソレ。ただ、横溝スタイルはバラバラなように見えた登場
人物が、最終的には一つの事件に絡んでゆくのに対して、「あなたの・・・」は犯人も複数
で、その目的もバラバラで、そこが散漫に感じました。

「なつぞら」は北海道編の方が断然に良かったなぁ。
でも、作中に使うためにいくつもアニメを作ったことには感心します。
でも「地獄の番長」(たぶんデビルマン)というタイトルは売れないだろ・・・。

「これは経費で落ちません」、これを民放で作ると「花咲舞が黙ってない」になるんだろうな
と思います。もちろん、主人公のキャラとか設定とか、全く違うわけですけど。
多部未華子の主人公が口癖にする「ウサギを追うな」・・・自分の守備範囲のことだけを
しっかりやって、余計なことには首を突っ込むなということですけど、仕事をする上では基本
になってきますよね。でも、誰かウサギを追う人が出てこないと修正できないことも多い
わけで、テーマ自体は身近に感じた方も多いのではと思いました。
それと伊藤沙莉はいいですね。「トランジットガールズ」の頃から注目していましたけど、今や
主人公の友達とか同僚とか演らせたら、右に出る者はいないです。

NHKの土曜日23:30。「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」「腐女子、うっかりゲイに
告る」ときて、今期は「だから私は推しました」。この枠はいいですよ、とても攻めてます。
テレ東とはまた違う視点で、深夜ドラマをどう使うのかということを良く心得ていると思います。
腐女子とか、地下アイドルオタとか、マイノリティーに区別される側の主人公を通して、その
生き方を手放しで持ち上げるわけではないけど、その世界にいることによって自己肯定が
できる人もいる、タイトルはアレですけど人に優しいドラマです。
主演の桜井ユキ。あまり知らなかったけど、いい女優さんだなと思いました。

「Iターン」は古田新太とムロツヨシはこう使いましょう、という見本のようなドラマ。
この2人も使えばハズレはないですね。それと田中圭だし。
注目したのは古田新太の舎弟を演じた毎熊克哉。長身なのに常に下から見上げるような
視線にやや卑屈さを感じさせつつ、ムロ演じる主人公への誠実さも併せ持つという、「桜井
サン」がとても印象に残りました。
映画では主演も勤めているようですが、ワタクシはドラマの「まんぷく」くらいでしか知りま
せんでした。こういうタイプの役者さん、大好きです。10月期からはNHKドラマ「少年寅次郎」
にも出演していますし、今後が楽しみです。

「べしゃり暮らし」は続編が見たい。

主演男優賞 間宮祥太郎 (べしゃり暮らし)
主演女優賞 桜井ユキ (だから私は推しました) 上野樹里 (監察医 朝顔)
助演男優賞 草刈正雄 (なつぞら) 渡辺大知 (べしゃり暮らし、Iターン)
助演女優賞 小沢真珠 (ルパンの娘) 

主題曲賞 「勘違い心拍数」 にゃんぞぬデシ (Iターン)
美術賞 なつぞら
撮影賞 サ道 テレ東 金 24:52
新人賞 毎熊克哉 (Iターン)


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オレデミー大賞 2019年中間発表 4月期

6月に文京学院大学生涯学習センターの「江戸講座・江戸散歩」があり、これで
今年前半の講座関係が全て終了しました。
ご参加していただいたみなさま、どうもありがとうございました。

てことで、更新も滞りがちですが、今回はオレデミー大賞4月期で行ってみます!

10位 ミストレス 女たちの秘密 NHK 金 22:00
9位  パーフェクトワールド フジ 火 21:00
8位  ストロベリーナイト・サーガ フジ 木 22:00
7位  あなたの番です 日テレ 日 22:30
6位  オレのスカート、どこ行った? 日テレ 土 22:00
5位  緊急取調室 テレ朝 木 21:00
4位  インハンド TBS 金 22:00

3位  ラジエーションハウス フジ 月 21:00
2位  デジタル・タトゥー NHK 土 21:00

1位  きのう何食べた? テレ東 金 24:12

深夜枠

3位  人間の証 フジ 火 25:25
2位  四月一日さん家の テレ東 金 24:52
1位  腐女子、うっかりゲイに告る NHK 土 23:30

という結果です。
本来なら、「きのう何食べた?」は深夜枠なんですが、4月期に関して言えば全ての地上波
対象ドラマの中で一番面白かったため、全体の1位に輝きました。
で、全体を見渡すと、4月期のドラマは「きのう・・・」をはじめとして、同性愛を扱ったモノが
多かったように思います。「ミストレス」「腐女子、うっかり・・・」、同性愛がテーマではないけど
「オレのスカート・・・」もゲイが主役。こういうテーマの偏りってのは、よくありますね。
法律モノとか、医療モノとか、教師モノとか、重なるときにはよく重なります。

「腐女子、うっかりゲイに告る」は思春期に自分がゲイだと気づき、悩み、もがく姿を描いていて、
そうした人生を歩いておっさんになった末にたどり着いた姿が「きのう何食べた?」なのかな
と思いました。
「きのう・・・」のケンジ(内野聖陽)はゲイであることをカミングアウトして、どこか自由でカッコ
良さも感じるんだけど、そこに至るまで「腐女子、うっかり・・・」の安藤くん(金子大地)のような
葛藤があったんだなぁ・・・と思うと、ケンジの昔を想像したりもしました。この2作品はセットで
観るといいかもです。

その他では・・・。

「ストロベリーナイト」はやはり、竹内結子バージョンを観た人は、絶対比べてしまいますよね。
あっちが名作だっただけに、キビしかったかな~・・・。W主演のはずの菊田(亀梨和也)の
出演が少ないのも気になりました。

「オレのスカート・・・」は古田新太のゲイが嫌味がなくて、サスガだと思いました。こういうのは
舞台出身の役者さんは上手いですよね。もっとも古田は劇団☆新感線ではゴローにおまかせ!
なんだけどね・・・(分かる人だけ分かれば良し)
まぁ、コレも要は金八先生の変化球で、前クールの「3年A組」とテーマは同じですね。今は
ストレートに学園モノを作ってもウケないってことなんですかね。

「緊急取調室」、大杉漣さん・・・!
塚地さんに罪はないけど、やっぱり物足りない・・・。

「ラジエーションハウス」、本田翼さんの芝居がネットで酷評でしたけど、たしかに彼女はああい
う堅い役は似合わないと思う。かつての深夜ドラマ「わにとかげぎす」は最高に魅力的だった
ので、マネージャーさん仕事を選んであげてください!

「デジタル・タトゥー」、SNSって怖いなと改めて思い知るドラマ。ストーリーはネット社会の怖さ
に警鐘を鳴らしているワケですが、それをいかにもアナログ人間といった風情の弁護士・岩井
(高橋克実)の視点から描かれている所にシンパシーを感じます。

4月期で一番の問題作は「四月一日さん家の」。V Tuberによるドラマってことですが、これは
ドラマなのかなっていうと、どうも納得できないモノがあります。アニメとは全く違うそうなんで
すが、これをドラマと認めてしまうと、役者って何なのか?ってことになりますわな。
まぁ、一つの試みとして・・・の評価です。

主演男優賞 内野聖陽 (きのう何食べた?)
主演女優賞 藤野涼子 (腐女子、うっかりゲイに告る)
助演男優賞 向井理 (わたし、定時で帰ります。 TBS 火 22:00)
助演女優賞 中村ゆり (パーフェクトワールド)

主題曲賞 「遊戯みたいにGO」 東京スカパラダイスオーケストラ
       (遊戯みたいにいかない 日テレ 水 24:59)
美術賞   ミストレス 女たちの秘密
撮影賞   ストロベリーナイト・サーガ
新人賞   菅原小春 (いだてん NHK 日 20:00)

「いだてん」はまだ最終回を迎えていないため4月期の対象外ですが、菅原さんが演じた
人見絹江は鳥肌モノの演技!出演シーンは今期だけだったのでノミネートです。


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