始まりました・・・ワタクシは。
沖田さんは、実際には大丈夫だったと思います。
先日
江戸検一級二期会の定例会が、東日本橋駅近くの合鴨料理の
鳥安で行われました。


こちら、明治5年(1872)に秋田佐竹藩の江戸留守居役だった方が、創業したお店
です。「團・菊・左」の一人としてお馴染みの五代目尾上菊五郎がココの合鴨料理を
大変気に入り、
「YOU、合鴨専門の店にしちゃえばいいじゃん」
のひと声で「あひ鴨一品」の看板を掲げるようになったそうです。

こちらがメインの「あひ鴨のすきやき」。
といっても牛鍋すきやきとは違い、ご覧のような鉄鍋で肉と野菜を焼き、おろし醤油
でさっぱりといただきます。

こちらはつくね。
蕎麦屋で鴨南蛮をいただくこともありますが、こちら鳥安さんの鴨肉は今まで
食べたどの鴨とも違いました。とてもやわらかいけどしっかりとした弾力もあり、
旨みが凝縮されております。
いままで食べてた鴨肉って、いったいなんだったんだ7daysってくらい美味しゅう
ございました。
まぁ、お値段もセレブリティなんですがね。

今年の江戸文化歴史検定のお題は「江戸のまつり」。ということで、そんな話で
盛り上がりながら、鍋をつつきました。
うーん・・・しかしワタクシ、最近は勘定奉行支配地域ばっかり史料にあたってるんで
江戸市中の話はサッパリついていけないなぁ・・・。

「なんだー。このボタンちょっと押してみるんだな。うーん、なんだー。」


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鴨って、とても脂っこいイメージがあるんですが、鍋にするとやはり脂気が飛ぶのでしょうか・・・・?北京ダックとか焼き鳥でしか食べたことがないので、鍋の食感が今ひとつイメージわきませんW
脂身はほとんど気になりませんでした。
かなり多めの大根おろしと一緒に醤油タレにつけて食べるからかもしれませんが、しつこくはありません。
で、肉と野菜を食べ終えた後は、その鍋でシメの炒飯を作ってくれるのですが、これがまた美味でした。
北京ダックもいいですよねー!
もし花粉症も持っていたら、鼻と喀血…相当キツイでしょうねぇ(遠い目)。
花粉症持ちとしては同情を禁じえません。
うん、この話題はついていけるなぁ。格式の高そうなお店ですね。Junpei
綾乃さんも花粉症でしたか。
辛い季節になりましたが、お互い乗り切っていきましょう。
喀血に鼻水、涙目・・・斬り合いどころじゃないでしょうねぇ(悲)
何年か前までは純和風の座敷だけだったようですが、現在は椅子席もあってゆったりと食事ができます。
こういう店で江戸話をするのも、たまにはいいものです。
今年もスギ花粉シーズンがめぐってきました…(涙)
花粉症含むアレルギーは「免疫機能の暴走」と言われますね。
現代人は、清潔な暮らしを営むようになって病原体に接触する機会が減ったため、
体内の免疫機能が敵ではないもの(花粉など)も異物とみなして反応するのだとか。
衛生知識が未発達だった時代の人は、免疫機能が病原体と戦うのに手一杯で、
花粉症とは無縁だったかもしれません。
江戸時代、鴨肉はネギやセリと煮て臭みをとったといわれるからには、
ご紹介のものほど美味しくなかったんでしょうね。
細かく言えば、野生カモとアイガモとアヒルはそれぞれ味が違うのでしょうし。
…蕎麦屋の普通の鴨南蛮でいいから、食べたくなりました(笑)
アイガモは鴨とアヒルを掛け合わせたもので、業界では「ナキ」と呼んでいるそうです。江戸時代に鴨狩りをするときに囮を使うので、囮用の鴨を飼っていて、これもナキと呼んでいたそうです。
このナキは野生の鴨を飼い慣らしたものだったそうです。
よく「鴨ネギ」と言いますが、こちらの鍋もネギがとても美味しかったです。季節によって仕入れ先を変えているようで、この時期は深谷ネギを使っているそうです。
臭みを取るだけでなく、やはり鴨にはネギですね。
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