前々回、河合耆三郎(きさぶろう)さんのことをチラッと書いたら、けっこう皆さまの
ご反応がよろしかったので河合さんマンガを描いてみました。
河合さんというと事務方というイメージで、戦闘能力は低かったんじゃないかと
思っているのですが、コメントでご指摘があったように池田屋討入りに参加して
いますし、もしかして何か裏ワザを持っていたのでは・・・?ということでこんな
マンガです。ラストのセリフはちょっと男塾が入ってますね。
ドラマでは大河の「新選組!」で大倉孝二さんが演じた河合さんが印象深いですね。
子母澤寛の小説に沿って隊費不始末の責任を負わされ、死んでしまいました。
でも、その原因が武田観柳斎にあるようなストーリーでしたよね。
同じように河合処分を扱ったものとして、ちょっと古い映画ですが1969年の「新選組」
では、中村賀津雄(現・嘉葎雄)さんが河合さんを演じていて、これがすっごく悲しい
シーンに作られています。
ところが、1970年にNET系で放送されたドラマ「燃えよ剣」では、河合さんを香月
凉二さんという俳優が演じているのですが、河合切腹(あるいは斬首)というシーン
は一切ありませんでした。河合さんは土方さんの良き片腕として、鳥羽・伏見の戦い
にも参戦しているという描かれ方でした。
新選組を扱った映像作品でも、その作品によって隊士の扱いはそれぞれです。
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こんばんは!
河合耆三郎さん、強いですね~確かに必殺技のネーミングが男塾っぽいです!
やはり池田屋討入にも算盤を携帯していたのでしょうか...強者ですね
燃えよ剣のドラマは見た事ありませんが、小説でも鳥羽・伏見の戦いに
参加してましたっけ?
文章で端的に書くのはとても難しいけど、四コマのトリの威力は凄いですね。それだけ、漫画家は神経をすり減らせるのでしょうが、敬服です。 野火止用水
算盤でなければ、仕込み筆とか・・・。それじゃ「必殺」になっちゃいますね。
小説の「燃えよ剣」では河合さんは特に書かれていなかったように思います。
ドラマの「燃えよ剣」は、「新選組血風録」をドラマ化したときに大ヒットして、
言葉は悪いけど「二匹目のドジョウ」を狙った作品なんですね。とは言いつつも
面白いことは面白いですが、原作とはかなり違っています。
香月凉二さんは「新選組血風録」で同心役でレギュラー出演していましたが、
たぶんその評判が良かったので、「燃えよ剣」で隊士役をゲットしたのでしょう。
そのため史実を無視してまで活躍する河合耆三郎になったのだと思います。
見て読んで、面白いと思っていただければ、それに勝ることはありません
ので、あまり「敬服」などされませんようにお願いいたします。
好きで描いているだけなので、もうちょっと更新回数が増やせれば・・・と
思うのですが。
1969年の新撰組、1970年の「燃えよ剣」...、そこまで追っかけているとは流石です!Junpei
とにかく昔の時代劇と刑事ドラマを観まくりたい、というだけでケーブルテレビ
に加入したもので・・・。
ただのボンクラですから、褒められたコトじゃないです。
まぁ、ブログのネタ探しには困らないですが

かつて十露盤を計算以外の用途に用いることは厳しく戒められたため、
この算術拳は門外不出の技として秘匿された。
本邦では播磨国加古郡の某家にのみ継承されたと伝わるが、
のちに道統は途絶えたともいわれ、詳細は一切不明である。
――民明書房刊『知られざる秘拳(改訂新版)』より
大河ドラマ「新選組!」の河合切腹は、非常に納得しがたい話でした。
武田が「隊のために西洋軍学書を購入したい」と無理を言い、
内密に公金から50両出させたことが原因になっていましたよね。
でも、その前週では原田左之助が「50両借して欲しい」と申し込んできて、
河合が「給金からの前借りにして返済は毎月5両ずつ差し引く」と提案してすんだのです。
それなら武田にも前借りさせればよかったのに、そうしなかった理由がわかりません。
ドラマにいちいちツッコミ入れるのもナンですけどね(笑)
河合さんて、大倉さんのあの役でしたかっ
す~ごく切なかったですよね、覚えてますよ。
私のような歴史素人には、大河ドラマは役に立ちますね。
そんな悲劇な河合さんで笑わせるとは、さすがイッセー先生です。
ひゃー、東屋さんから「民明書房」のコメがいただけるとはッ!
男塾三号生男爵ディーノもビックリです。
「新選組!」で左之助が50両を前借りしていたエピソードはすっかり忘れて
いましたが、河合切腹がどうも腑に落ちないとずっと引っかかっていたのは
ソレがあったからかもしれません。
あのドラマは阿比留鋭三郎や野口健司が死なないで離隊したので、ビックリした
のですが、さすがに河合さんは切腹させちゃいましたね。
大倉さんの河合さんは似合ってましたね。山南さんが出した「隊士一人に何枚
タタミが割り当てられるか」の問題をスラッと解いて、隊士に合格した話が
面白かったです。ま、フィクションでしょうが。
真実と小説やドラマは違いますもんね。
作者、制作者の気持ち次第(思い入れ)ですかね。
でも、真実であろうがなかろうが
イッセーさんの4コマはとっても楽しいです!!!♪
仰るとおり、小説やドラマは作者の思い入れでいいのだと思います。
エンターテイメントとして面白いことが第一ですから。
マンガを楽しんでいただけて、何よりです!
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